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コラム

子育て 第5回

2014年7月11日

テーマ:我が子を伸ばす親の関わり方

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

我が子を伸ばす親の関わり方

前回は「我が子を伸ばす親の関わり方」として「洞察する=あるがままに観る」という事が具体的にどういう事なのか?という事について書きました。今回は、前回に引き続き私が勤務する京進で子育て支援に長年取り組んできた専門家から聞き取った内容から「聴く会話」についてお話したいと思います。
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「聴く会話」を多く持つ!

今回で「我が子を伸ばす親の関わり方」の三回目になります。
一回目:子育ての原点は「待つこと」
関わり方のコツは、「質問型」の親に変身すること
二回目:子どもを能力通りに伸ばすのは「我が子をあるがままに見ること」
    関わり方のコツは、比較・高望みをせず、かつ与えすぎないこと
とお伝えしました。
大切なのは実践することです。我が子の成長を信じて取り組んで欲しいと思います。

さて、今回は「聴く会話」について考えてみましょう。
※「きく」には=聞く・聴く・訊く→hear・listen・ask があります。
なぜ人間には耳がふたつで口がひとつか知っていますか。
これは、話すことの倍聴きなさい!という神の思し召しなのです。(少し大げさ??)
「我が子を伸ばす親の関わり方」としては、話し上手より聴き上手な親の方が子どもは伸びるようです。聴いてもらえると、心が安らぎます。心が安らぐことで素直な性格が形成されます。
一方的に話をすることは会話(対話)とは言いません。
会話する時に、相手に与える印象の度合いは、言葉が7%、表情が55%、声のトーンが38%と言われています(メラビアンの法則)。
このことから、いかに聴く姿勢(態度)が大切か分かっていただけると思います。
静かに、じっくり、真剣に我が子の声に耳を傾けると、我が子の(心の)叫びが聞こえてきます。この叫びをしっかり捉え対応すれば、子どもは本音を口に出すようになります。


では、「聴く会話」とは具体的にどのようなものでしょう。次回は具体的な例をあげてお話したいと思います。

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この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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