定期テスト点数アップ 第7回
前回は「家では何でもなく解ける問題がテストになると解けなかった」について書かせていただきました。今回は、「テスト勉強が間に合わなかった」についてお話したいと思います。
頑張っているのに学校でトップクラスに入る事が出来ない・・・努力しているのに定期テストで思うような点数が取れない原因として下記の事が考えられます。
①ケアレスミス
②時間が足りなかった
③家では何でもなく解ける問題がテストになると解けなかった
④テスト勉強が間に合わなかった
⑤思っていた以上に難しい問題が出て焦ってしまった。苦手な問題が出題された
今回は、④を取り上げたいと思います。
テスト勉強が間に合わなかった、という原因としては下記の3点が考えられます。
ⅰ)提出用ワークに時間がかかった
ⅱ)テスト勉強のスケジュールを立てていなかった。もしくはスケジュールは立てたのに、全く守れなかった
ⅲ)ノートを綺麗にまとめたが、覚える時間がなかった
ⅰ)提出用ワークに時間がかかった
多くの中学では、提出用ワークのテスト範囲を家庭で学習して、テスト前日もしくはテスト初日の朝に提出する、というシステムになっています。提出用ワークは「自分でやってみて、間違えた所を自分で直して提出する」となっています。テスト勉強で失敗する生徒の多くは、提出用ワークに取りかかるのが遅れます。テスト直前になってワークをやり始めた場合、まず5科目の分量が膨大です。難しい問題も含まれています。そうなると、分かる所だけを埋めて分からない所は答を写して(もしくはほとんど答を丸写しして)、何とか提出日に間に合わせる・・・という事態に陥ります。これではテスト勉強が間に合わず、成績は伸びません。本来、提出用ワークは普段から習った単元を、提出用ワークを使って復習しておくものです。まず、提出用ワークを普段からきっちりとこなして、テスト開始1週間前にはほぼ完成させておきましょう。
次回は、ⅱ)テスト勉強のスケジュールを立てていなかった。もしくはスケジュールは立てたものに、全く守れなかった、についてお話したいと思います
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