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定期テスト点数アップ 第3回

2014年2月10日 公開 / 2019年3月14日更新

テーマ:定期テスト点数アップ

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

前回は「定期テスト点数アップ・時間が足りなかった」について書かせていただきました。今回は、「家では何でもなく解ける問題がテストになると解けなかった」についてお話したいと思います。

前回、前々回と、頑張っているのに学校でトップクラスに入る事が出来ない・・・努力しているのに定期テストで思うような点数が取れない原因として下記、書かせていただきました。
①ケアレスミス
②時間が足りなかった
③家では何でもなく解ける問題がテストになると解けなかった
④テスト勉強が間に合わなかった
⑤思っていた以上に難しい問題が出て焦ってしまった。苦手な問題が出題された

この中で「家に帰って解いて見るとなんでもなく解けたのに、テストの時は出来なかった」という話も良く聞きます。
この場合、原因として次の2点が考えられます。
<テストで過度の緊張や焦りを感じた場合>
<記憶をうまく引き出せなかった場合>

今回は<テストで過度の緊張や焦りを感じた場合>についてお話したいと思います。

大人でも経験があるかと思います。非常に緊張する場面や焦ってしまった場面で、話そうと思っていた事を忘れてしまう、あるいは普段は出来ている行動が出来なかった、という事です。人前でのスピーチなどで上がってしまった場合にも発生します。
「うまく喋ろう」「早く思い出そう」という意識が強くなりすぎると、かえって肝心の内容を思い出すという作業がうまくいかなくなるようです。
対策としては、「慣れ」と「リラックス」があります。
「慣れ」とはテスト慣れです。問題集の定期テスト予想問題をする時に、時間を計ってテスト形式で取り組む練習を積む事も一つの方法です。塾に通う事を検討しても良いでしょう。塾に通えばテスト量が増えて、徐々にテスト慣れする事が出来ます。
「リラックス」するには、「解かなきゃいけない」「速く解かなければ」という意識を捨てる事です。前回のコラムでもお話しましたが、まずは出来る問題から解いてしまって時間に余裕を持ち、残った時間で解きにくい問題にあたる事です。そうすれば気持ちに余裕が生まれます。「速く解かなければ」という意識に支配される事なく、問題を解く事に集中できるでしょう。
次回は<記憶をうまく引き出せなかった場合>についてお話いたします。

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(京進これから研究所とは?)
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この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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