今年の京都の中入試を振り返って
前回は、「中学入試 あと1ヶ月の過ごし方」についてお話しました。
今回は、中学入試、面接のコツについてお話したいと思います。
面接についての注意点は塾などで聞いておられると思いますし、
ネットを検索するとたくさんの情報が出おり、言い尽くされているような印象を受けます。
このコラムでは、そのような情報を繰り返すのではなく、「
きびきびと見える動作をつくるコツ」についてお話したいと思います。
①動作
動作のポイントは、「動き」と「止め」です。「動き」については、
2種類、3種類の動きを同時に行おうとしないこと、
「止め」については、一つの動作から次の動作に移るときに一瞬、止まる、という事です。
動きにメリハリをつけます。
具体的には、例えば面接室に入室して扉を閉めるとき、扉を閉めながらお辞儀をして、
お辞儀をしながら歩き出す、という動作は、落ち着きがなく感じられます。
扉を閉めてから面接官に向き直る→一瞬とまる→お辞儀をして直る→一瞬とまる→席に向かって歩き始める、というように一つの動作をして一瞬止まる、という事を注意すれば、きびきびとした動作に見えます。
②姿勢
背筋を伸ばす事が基本です。あごは軽めに引くくらいにしましょう。
視線ですが、基本的には面接官をしっかり見ましょう。視線の動きで注意したい事は、
視線を左右に動かさない事です。視線が左右に動くと、面接に集中していない印象を与えます。
面接の練習は、基本的にご家庭で行うと良いでしょう。塾で面接練習をする場合もありますが、
塾任せにせず、ご家庭で何回か繰り返して練習していただければと思います。
ポイントはお子様が明るく、生き生きと答える事が出来る雰囲気を作ってあげる事です。
お母様、お父様が面接官役をして、お子様がうまく出来たら大げさなほど褒めてあげて、
楽しい雰囲気で練習しておけば本番の面接はうまくいくと思います。
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2012年5月8日(火)スタート
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