京進ホームページ S1information
昨年もこの時期にお話しましたが、「入試本番でお子様に気をつけて頂きたい事」を具体的にお話しようと思います。
入試の答案用紙に向かう場面について、次のようなアドバイスしてあげていただければと思います。
①文字は丁寧に
美しい字を書く必要はありません。丁寧な、読みやすい字を書いて頂きたいと思います。テストというものは、「答案用紙を通じた面接である」くらいの気持で臨んでいただければと思います。
②解答欄を間違えないように
解答欄については十分に気をつけて欲しいと思います。特に、分からない問題があって1問とばしたのに、解答欄を1つ空けるのをわすれて続けて解答をかいてしまう、というミスは非常に大きな失点に結びつきます。十分に気をつけて頂きたいと思います。
③語句で書く?記号で選ぶ?
「記号で選びなさい」という問題を語句で答えて失点する、というミスもしばしば発生します。問題で求められている事は何か、しっかり把握していただければと思います。
④要点をまとめる?抜き出しをする?
「問題文の中から抜き出しなさい」という問題を、自分の言葉を交えて書いてしまって失点する、という場合もあります。十分に注意していただきたいと思います。
⑤計算は大きめの字で丁寧に
小さくて乱雑な字は計算ミスを引き起こします。しっかりした字で計算をして、ケアレスミスを防いでいただきたいと思います。
⑥出来る問題からやる
最初の問題から順番に解いていって、途中に難問が出題されている時があります。途中の難問で時間がとられて、時間が足りなくなり、最後まで解けなかった、という事は、たくさんの受験生から聞きます。問題文が配られたら、先ず、短時間でざっと全体を見渡してみましょう。その上で、「これは出来る」という問題から確実に解いていきましょう。ひとつひとつの正解を積み重ねることで、合格が見えてきます。
最後に、合格点をとれるかどうかは、普段の実力がどれだけだせるか、という事と、ミスがどれだけ防げたか、という事が大きく関わります。受験当日、不安そうなお子様には「大丈夫!普段の実力が出せれば大丈夫!」という言葉をかけてあげていただきたいと思います。