商品パンフレットを作る手順とは

小泉達治

小泉達治

テーマ:ブランディング 実施マニュアル

商品パンフレット

ホームページやSNSでの情報発信が一般的になっても、やはり印刷物の商品パンフレットにはそれなりの効果や魅力があります。今回は商品パンフレットを作成する際の一般的な手順について書きました。

1. 目的とターゲットを設定する

パンフレットの目的(例:新製品の紹介、既存商品のプロモーションなど)を明確にし、どの層に向けて作成するかを決定します。

2. 商品の特徴と訴求ポイントを整理する

パンフレットに掲載する商品の魅力を抽出します。特に、他の製品と差別化できる特徴や、ターゲットにとって重要な情報(素材、使い方、価格、メリットなど)を明確にします。

3. コンテンツ構成を決める

表紙、見開きページ、裏表紙の構成を考えます。通常、表紙にはブランドロゴや製品のビジュアルを、見開きには製品の詳細情報や写真を、裏表紙には問い合わせ先やSNS情報を掲載することが一般的です。

4. デザインの方向性を決める

ブランドや商品のイメージに合うデザインを検討します。カラースキーム、フォント、レイアウトの方向性を設定し、視覚的に一貫したものにします。

5. 写真撮影または画像準備

商品の写真が必要です。プロのカメラマンに依頼するか、自分で撮影する場合は照明や背景に気をつけましょう。また、必要な場合はイラストやアイコンも準備します。

6. テキストを作成する

簡潔でわかりやすいキャッチコピーや商品説明を考えます。テキストはターゲットに合わせて書き、視覚的に読みやすい段落や箇条書きを使用しましょう。

7. レイアウトを作成する

デザインソフト(Adobe InDesign、Illustratorなど)を使用して、実際のレイアウトを組みます。要点を際立たせつつ、画像とテキストのバランスを取ります。

8. 校正・確認

内容に誤りがないか、デザインに問題がないかをチェックします。また、第三者の意見をもらうことで見落としがちなポイントも確認できます。

9. 印刷・制作

印刷会社に依頼し、必要な部数を印刷します。紙質や加工オプション(光沢加工、マット加工など)も事前に検討し、選択します。

10. 配布計画を立てる

配布方法や対象となるイベント、店舗、郵送などの配布計画を立て、計画的に配布します。

このように丁寧に手順を踏むことで、ターゲットに響く効果的な商品パンフレットが作成できます。

コイズミデザインファクトリーのパンフレットデザイン

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小泉達治
専門家

小泉達治(デザイン)

有限会社コイズミデザインファクトリー

ブランディングや商品企画、グラフィックデザイン、WEB・オンラインショップ構築、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、イラスト、写真・動画を社内制作。企業のデザインをコンサルティングする実績多数。

小泉達治プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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