インスタグラムとフェイスブックの使い分けはどうすればいいか

小泉達治

小泉達治

テーマ:ブランディング 実施マニュアル

インスタグラムとフェイスブックの使い分けについては、それぞれのプラットフォームの特性やターゲットオーディエンスを理解することが重要です。META社になってから両者の連携機能の充実は目を見張る物がありますが、一方どっちがいいのかわからないとか、どっちか一つでいいのではないかといった内容の質問が多くなっています。
そこで今回は、両者の特徴と使い分けのポイントを紹介します。

インスタグラムの特性と使い方

ストーリーズとハイライト

インスタグラムのストーリーズは24時間で消えるコンテンツで、日常の些細な出来事や即時性の高い情報を共有するのに適しています。ストーリーハイライトを使用すると、重要なストーリーズをプロフィールページに永続的に表示させることができます。

リールズ

短い動画をクリエイティブに編集して共有する機能で、エンターテインメント性の高いコンテンツを作成し、広い層にリーチすることができます。

IGTV

長めの動画を投稿できるため、より詳細な説明やチュートリアル、プロダクトレビューに適しています。

フェイスブックの特性と使い方

グループとコミュニティ

趣味や興味が共通するグループが多く、活発な議論や情報交換が行われます。ビジネスやイベントのコミュニティを作成してフォロワーと直接的に交流することが可能です。

イベント

フェイスブックはイベントの作成と招待が容易で、リアルタイムのイベントやオンラインイベントの告知に最適です。参加予定者とのコミュニケーションも容易に行えます。

マーケットプレイス

ローカルの販売や商品の展示が可能なため、商品を売買するコミュニティとしての機能も持っています。

ターゲットオーディエンスに応じた使い分け

年齢層と関心事

インスタグラムは20代から30代前半のユーザーが多く、ビジュアルコンテンツが中心です。フェイスブックはより広い年齢層が利用しており、ニュース、地域情報、政治的な話題など多岐にわたるコンテンツが存在します。

ビジネスの種類

視覚的に魅力的な商品やサービス(例:アパレル、インテリア、美容製品)はインスタグラムで、地域社会との連携や詳細な情報共有が必要な場合(例:教育、地方自治体、イベント企画)はフェイスブックでのプロモーションが効果的です。

このように、インスタグラムとフェイスブックはそれぞれ異なる強みを持っており、自分の目的やターゲットオーディエンスに最適なプラットフォームを選んで、その特性を生かした使い方をすることが重要です。

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小泉達治
専門家

小泉達治(デザイン)

有限会社コイズミデザインファクトリー

ブランディングや商品企画、グラフィックデザイン、WEB・オンラインショップ構築、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、イラスト、写真・動画を社内制作。企業のデザインをコンサルティングする実績多数。

小泉達治プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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