ホームページのフィロソフィーには何を書くべきか

小泉達治

小泉達治

テーマ:ブランディング 実施マニュアル

ホームページを作る際に、必ず必要となる「フィロソフィー(理念)」という項目があります。ただ、ホームページを作ろうとする企業のほとんどがここで何を書くべきかを悩んで織られるのも事実。今回は企業のフィロソフィーを描くにあたり参考となる指針をあげたいと思います。
基本的に書く内容は、「そのウェブサイトや企業が持つ核となる価値観や信念、目的を明確に伝えること」
が重要です。
では、フィロソフィーのセクションに含めるべき要素の例をあげてみましょう。

ミッションステートメント

企業や組織が何を目指しているのか、その目的を簡潔に述べます。例えば、「持続可能な方法で世界中の家庭に高品質の食品を提供する」といった具体的な表現が良いでしょう。

ビジョン

企業の将来像を描きます。これは、長期的な目標や成し遂げたい事を具体的に述べる部分です。例えば、「2030年までに100%再生可能エネルギーを使用した製品の生産を実現する」など。

価値観

企業の行動や意思決定の基盤となる核となる価値観を列挙します。例えば、「誠実さ」「革新性」「チームワーク」などが挙げられます。

コミットメント

顧客、従業員、社会、環境に対する約束事を述べます。これには、品質保証、顧客満足、社会的責任、環境保護などが含まれることが多いです。

ストーリーテリング

企業の創業背景や、特定の価値観を持つようになったエピソードを紹介することで、訪問者に感情的なつながりを提供します。

これらの要素を織り交ぜることで、訪問者に対して企業の個性と目指すところを強く印象付けることができます。それぞれの要素は、具体的で説得力のある言葉を使って表現することが大切です。まずは一度自社のフィロソフィーを試しに描いてみることをおすすめします。きっと改めて気づくことが沢山あるはずです。

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小泉達治
専門家

小泉達治(デザイン)

有限会社コイズミデザインファクトリー

ブランディングや商品企画、グラフィックデザイン、WEB・オンラインショップ構築、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、イラスト、写真・動画を社内制作。企業のデザインをコンサルティングする実績多数。

小泉達治プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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