学資保険の考え方
証券会社も保険会社もお客様から大切なお金をお預かりする事には違いありませんよね。
先日、ある方から何が違うのかと聞かれました。
どちらもお客様のお金をお預かりし、運用していくのですが、
大きく違う点はやはり、保険会社はお客様に万一の事があれば、よりリスクを負う事でしょうか?
ご存じのとおり、証券会社や銀行の扱う商品の多きくは、お客様にご不幸があった時、
ご本人のお口座は凍結し、ご家族がすぐには引き出せなくなります。
それに対し、保険会社で取り扱う商品は、あくまでも契約者ではなく、
保険金受取人固有の財産となるために、ご家族がいち早く受け取ることが可能になります。
特に葬儀関連費用や初七日の費用は早急に必要となることが多いので、
そのために必要なお金は銀行口座や証券口座等ではなく、生命保険として
ご準備いただけることが望ましいです。
そして生命保険には、遺族が出来るだけもめなくても良いように、受取人をが
指定することにより、受取の配分を契約者本人に意思によって決める事が出来る点です。
普通口座等にある現金や有価証券等だと、法定相続割合に基づき分割されるのですが、
必ずしもそれが平等というわけでは無いようです。
例えば、生前中に面倒を見ていたのは誰だとか、葬儀費用は誰が払ったのか等々…。
やはり私たちは元気なうちに、自分になにかが起こった時に残された人たちが争いごとを
しないように考えておくことを心掛ける必要があります。
証券会社と保険会社、まだまだ違いは沢山ありますので、また載せていこうと思います。