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平井良祐プロのご紹介
建築は人と文化、歴史に寄り添って設計していくものである(2/3)
建築家としてのターニングポイントは大学院修了後の海外放浪
平井さんは京都大学工学部建築学科に進学、同大学大学院を修了後は各国の建築を見るために海外へ渡ります。アジア圏を中心に、中東、ヨーロッパ、アフリカへ。1年間で36カ国を巡った中での大きな収穫は、建築よりも文化とそこに根ざす人という存在の偉大さでした。
「いち日本人ということと建築を学んできたことだけを持って海外を渡り歩けるのか、自分というものが試されていました。しかしどの国でも現地の人々は仲良くしてくれて、家に泊まらせてくれたり、街を案内してもらえたり。この旅で、人との対話とお互いの理解が何より大切なのだということに気付かされました」
建築とは、訪れる人々とその人々を取巻く環境や歴史によって成り立っていくものだと感じた平井さん。
「『建築=architecture』には人・場所・文化・歴史・環境全てを含み、ただの物質としての建築は『建物=building』となってしまいます。『建築』を設計する建築家の職能は、建物の構造原理を熟知することはもちろん、その建築がある場所や環境、文化や歴史を内包したその建築を取巻く人々のことを理解することがより重要なのです」
建築家として自らの指標を見いだし、帰国後3年間、アトリエ設計事務所で修業の後、2016年に独立しました。
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