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マンションライフを快適に334

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、点検は必要無いが予備として持っておいた方が良いもの その4から進めて行きます。

点検は必要無いが予備として持っておいた方が良いもの
蛍光灯
少し前までであれば、一番最初に「蛍光灯」と答えますが、2025年末の蛍光灯の生産・輸入禁止によりLEDに置き換わりつつあります。
共用電気にLED照明器具が採用される事で、蛍光灯が少なくなりつつあります。
しかし、まだまだ蛍光灯を使用されているマンションはあると思います。

蛍光灯の交換
管理員等の巡回時に共用設備の証明器具を全灯させ、切れかかっている蛍光灯、切れている蛍光灯を確認、メモに記載して後に交換します。
蛍光灯は、直管タイプ・円形タイプ・球タイプ(蛍光灯タイプでない球もあります)と様々あります。
必要な蛍光灯類は倉庫等にストックされていると思うので、必要なタイプを付けます。
ストックとして、倉庫等に置いておく必要があるので、蛍光灯が製造・輸入される前には、購入しておく必要があります。

LED照明器具の場合
点灯しない場合、LEDの交換と言うより、器具の交換を実施した方がよい事となります。
LED電球の寿命は、40,000~50,000時間となり、10年以上(一日8時間点灯の場合)電球切れが無い様に作られていますが、その他の部分(安定期・配線)で故障する事もあり、保証期間が定められているのだと思います。
保証期間があるので、保証期間を確認して交換しましょう。

LED照明器具に交換されていない場合
早めにLED照明器具に交換しましょう。
2025年年末に近づくと、業者も取り合いになる事が考えられ、費用も高額になる可能性が出てくるので、早めに業者をおさえる等が必要かもしれません。

共用電気全体をLED照明器具に交換すると、数百万円程度(規模による)が掛かる事となり、二の足を踏んでいるマンションもあると思いますが、早めに電気会社等に相談して進めて下さい。

次回は、点検は必要無いが予備として持っておいた方が良いもの その5から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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