マンションライフを快適に138
今回は、その他の金物その6から進めて行きます。
その他の金物
住戸内戸当たり
室内出入口の開き扉には、戸当たりがついています。
建具に付く物、床に付く物等と分かれ綺麗に収まっています。
マグネット方式で、扉が近くに来ると磁石が反応して扉を止めます。
室内の換気の為に、風通しを良くしている時に、玄関・バルコニーの扉を開けると、空気が動き扉が行き良く閉まらないように扉をキャッチしています。
そうでない場合は、扉が動きバタンと閉まり、丁番が変形したり、扉が壊れたりします。
マグネットで床・壁面と扉が付いている場合、扉を閉めようと手を掛けるとある程度の抵抗があります。
閉めようとしても1回では扉が閉まらず、ストレスになる場合もあります。
扉と戸当たりの磁石が強力につき、簡単に扉が閉まらない場合もあります。
マグネット方式以外もある
戸当たりは、「マグネット方式」「丸棒を扉・壁面に付けるタイプ」等いろいろありますが、最近のマンションではマグネットを床のフローリングに付けたタイプが多いのではないでしょうか。
マグネット方式以外では、「壁面に付いているタイプ」「扉下部・上部についているタイプ」と色々なタイプの物がついています。
いずれも、扉を開けた時に傷付かない様にするもので、扉が枠に戻る際には、役立ちません。
従って、戸当たりに当たってない扉、マグネット方式以外では、玄関扉・リビングサッシを開ければ、バタンと扉が閉まる可能性があります。
こればっかりは、気を付けて下さいと言うしかないです。
小さなお子さんがおられれば注意下さい
空気の入れ替えを行い、玄関扉・サッシ扉が開けても、その他の扉が閉まらない様に、物を置くなどしてバタンと扉が閉まらない様にして下さい。
小さいお子さんがいる住戸では本当に気を付けて下さい。
子供用に扉枠に挟む物も売られていますのでご利用下さい。
マグネット式の場合、磁石がききすぎるのあれば、調整ができますので新築時のアフターサービス等でお話下さい。
その他の場合、自分で扉と壁面を固定しないといけない場合や、固定自体が出来ないタイプもあるのでご注意下さい。
次回は、その他の金物その7から進めて行きます。