マンションライフを快適に291
今回は、水道設備その269からから進めて行きます。
水道設備
受水槽式・直圧式
自分のマンションが、受水槽方式か、直圧方式なのかは、敷地内に受水槽があるかないかでわかります。
また、受水槽方式の場合は、毎年一回の集会(総会)で、受水槽の清掃・点検の費用が計上されているので、確認できます。
どちらが有利か
通常時には、何方が有利・不利と言うものではありません。
直圧法方式も、直圧増圧方式と直圧方式(低層階マンションに使用される事がある 私はポンプ無しでは経験がありません)にわかれます。
前者は、ポンプを使用しますので、電気が止まれば断水します。
後者の方は、水道局から水道が止まれば断水します。
非常時
「電気が止まる。」「水道が止まる。」「建物が壊れる。」「ポンプが壊れる。」「敷地内配管から水漏れし工事による断水。」等が原因により水道供給が止まる事があります。
電気・建物が壊れれば、水道供給は難しいです。
また、水道の供給が「電気が止まる。」「水道が止まる。」「建物が壊れる。」等でストップした場合は、受水槽あり(壊れない前提)の方が、内部に全住戸に対して1/2程度の水が入っている状態です。断水しても使用できる水は確保(人力が必要ですが)できます(排水管が通常の状態である事が水道を流せる条件)。
「ポンプが壊れる。」「敷地内配管から水漏れし工事による断水。」等により断水する場合は、ポンプの購入・工事完了までが断水となりますが、思った以上に時間が掛かる場合もあります。
通常時
「どちらが綺麗な水が出る?」
受水槽で一度タンク内に水を貯めると、水道本管にスケール等の不純物があり、受水槽であるとスケールを沈殿させ、中間層をポンプで供給する為に、底をスケールを吸うのは少ないです。
水道が止まっても一定数値(減水の場合、電磁棒と言うもので警報が鳴るようになっています。)で警報が鳴るシステム(満水も電磁棒にてなります。また、復旧すれば警報がなくなる復旧の電磁棒もあります。)になっています。
個人差はあると思いますが、受水槽の底に不純物が溜まる事で、本管に流れているスケールを全部ではなくても、一部除去できるます。一年に一回の清掃では、受水槽の底に写真で取ると汚れが分かる位つきます。
しかし、年々に受水槽を清掃・維持費等が掛かります。直圧増圧の場合も、ポンプの点検費用はかかります。
どちらが優秀と言う事はなく、水道局は直圧増圧(受水槽なし)を推奨しています。
次回は、マンションライフを快適に270から進めて行きます。