マンションライフを快適に320
今回は、電気設備 その14から進めて行きます。
自家発電
万一、津波等(災害)が発生し、停電した場合に、大型の自家発電出来るものを屋上に置いたり、その他の場所に置く事も可能になってきました。
しかし、大型自家発電機を設置しても、燃料(デーゼル燃料)が必要となり、マンション内に燃料を置く場合には、危険物取扱者・危険物貯蔵設備等の許可が(燃料の量によっても変わります)必要となります。
ソーラーパネル
天気が良い日が続くと良いのですが、天気が悪くなると蓄電池にうまくたまりません。
屋上一杯に、ソーラーパネルを設置すると、重量の問題、費用の問題等もあり、二の足を踏まなくてはいけない状態です。
ソーラーパネル・蓄電池が小さくても容量があがれば、使用できる可能性が高いですが、まだまだ建物全体をカバーできる電気容量には達していません。
地震・災害等にご注意下さい
災害はいつ何時、起こるか分かりません。
マンションに被害が出る可能性もあります。
被害は、電気設備だけでなく、様々な(給水設備・排水設備・ガス設備等のライフライン)があり、その他が壊れる可能性もあります。
電気設備だけを考えるのではなく、優先順位を決めて対策して行く必要があります。
令和2年6月に国土交通省より「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」が発表されています。
ページ数が多く、読むのが多くなり大変ですが。
特に6ページの下段の「5.浸水対策の具体的な取組」以後をお読みいただければ、対策の事例が出ています。
次回は、電気設備 その15から進めて行きます。