マンションライフを快適に131
今回は、各所換気口 その2から進めて行きます。
換気口
ダクトが天井仕上げより長い
換気口が綺麗につかない原因の一つに、ダクトが天井仕上げより出てきている(天井クロス貼り仕上げラインよりダクトのエンド部分が見えている)事があります。
天井換気口の内側の空間(収まり空間)よりダクトが出ていれば、換気口は綺麗に天井に付きません。
ダクトは、天井から出てこない様に、天井下地材にビスで止めてあるはずでが、止まってなく、換気口を取った時にダクトが下に下がってくる時もあります。
ダクトは、アルミのフレキ(自在に曲がる)を使用している事が多いのですが、端は固くなっているので、もし出て天井内に戻らない様であれば、サンダー・板金バサミ等でカットするしかありません。
トイレ・洗面所等を養生してカットしなければいけませんので大変になります。
構造を理解してください
一度取って清掃する場合は、換気口・ヘッドスパワイヤー見たいな金物・化粧ボルトを取り、換気口に入れる前に組み立て、どの様になると引っかかるかを確認しておいて下さい。
取る前に、換気口をのぞき込んでも見えると思いますが(埃には注意してください)。
組み立て
3つの材料を取り付け、押し込み付けば苦労はいりませんが、換気口の立ち上がり部分とヘッドスパワイヤー見たいな金物の端部分が接触する事で中に入らない事がおこるので、一つ一つ入れて合体させるしかありません。
1.ダクト内にヘッドスパワイヤー見たいな金物を入れる。※ここがポイント
上に山なりに取り付けるのが正解ですが、化粧ボルトが届かなかったりします。
換気口の立ち上がり空間を開ける必要もある為に、遠すぎると化粧ボルトが届かない、近すぎると換気口が入らない事が起きます。
この金物がダクトに引っかかる事で換気口がついているので、ここを落ちない様に引っかかける事ができればそれほど苦労する事はありません。
2.換気口を押し当てる
天井(天井と換気口の隙間が空かない)に隙間が確認できない様に、手で天井に換気口を押し当てる。
3.化粧ボルトで換気口と、ヘッドスパワイヤー見たいな金物に止め閉め、換気口を部屋に対して平行になる様に合わせる。
以上が換気口を取り付ける順番になります。
これが、なかな綺麗につきませんし、綺麗についたと思ってしばらくすると、換気口が外れて(ベースの金物から)下に落ちている事があります。
次回は、各所換気口 その3から進めて行きます。