マンションライフを快適に138
今回は、各所取手 その3から進めて行きます。
各所取手
洋室等レバーハンドル
引き手
引き戸の扉に丸型・正方形型・長方形型の掘り込み穴が開き、金物を取り付けて使用し、和室の襖・出入口引き戸に設置され、邪魔な突起物がなくすっきりした印象を与えます。
近年、リビング扉や、トイレ扉に引き戸が採用される場合もあります。
リビング扉・トイレ扉共に、重量が重たく、掘り込み取手では簡単に開けられないので、大きな飛び出した取手が付いています。これは、お体の不自由の方の為に付けられている場合が多く、あまり勢いよく開けると、故障の原因にもなりかねません。
注意点
長年使用すると、和室の襖の場合などは、少しのりを入れてはめ込んでいるだけの場合が多く、年数がたつと取手自身が落ちる場合があります。
おちれば、業者にたのむか、ご自身で施工するかですが、ご自身でする場合は、必ず木工ボンド(水性で固まれば透明になる物)で施工してください。
取手廻りを養生(養生テープで仕上げ部分を養生すると外す最に仕上げ材が破れる場合がある)し(何もしない方が良いかも)、取手外側小口(引き戸と接触する方に)に点々と小さく木工ボンドを塗り、襖に入れて、木工ボンドがはみ出れば固く絞った雑巾で拭き、一日おいておいて下さい。
引き戸は、段ボールで出来ている物や、木製で出来ている物もあります。
見分け方として、取手下部分に小さい釘が入っていれば木製(木製で取手が外れれば、上記同様+取手が取れた状態で釘穴が開いている場所に木工ボンドを入れておく)となります。
段ボール製品の場合、柔らかくて釘がききません。ほとんどがはめ込んでいるだけです。
戸襖(木製)か襖(段ボール製)の見分け方
先ほどの取手下部分に釘を打ち付けているか。
または、扉自身が軽いか重たいかで分かります。
襖を簡単に外し、軽ければ襖(段ボール製)、重く外しにくければ(木製)と考えていただければいいと思います。
次回は、玄関扉取手から進めて行きます。