マンションライフを快適に301
今回は、各所取手 その3から進めて行きます。
各所取手
洋室等レバーハンドル
ラッチの故障
全体が鋳物でつくられラッチ部分がステンレス・プラスチックで出来ている事が多いです。
鋳物は、衝撃に弱く、内部で割れたりします。
「扉(取手)が急に動かなくなる。」のは、ほとんどが鋳物で作成されている空錠が内部で割れて動かなくなっている事が多いです。
部屋内(戸当たりが無い方)
「ラッチが扉枠に入っているのが見える」「触れる状態」であれば、竹串みたいな物でラッチ戸当たりとラッチの間に竹串を通し、手前(ラッチ奥の戸当たりを視点に手前に引いてくる)に引いてくると簡単に扉が開く場合があります。
間部屋外(戸当たりがある方)
室内側にお子さん等がいて、理解が難しい場合、部屋外にいる親御さんが開けないといけませんが、部屋外から作業するのは戸当たりが邪魔で、戸当たりを外すのに時間が掛かり、補修するのにも費用が掛かったりします。
ラッチ側の戸当たりが取れればいいのですが、ほとんどがたたき込んで入っているので、そう簡単に取れる事はありません。
平バール・カッター等で根気よくすれば空く可能性もあります。
万が一の為に用意する物
部屋内であれば(戸当たりの無い方)竹串や、クリアーフィル、平バール等を置いておいて下さい。
また、部屋外(戸当たりがある方)では平バール、カッター等、平べったい物(こじる)を置いておくと万が一に対応できます。
前もって、用意できればいいですし、小さなお子さんにも緊急事態の場合はどの様にするかを訓練しておいて下さい(室内側にお子さんしかいない場合に室内側から扉を傷つけないで開ける事が可能になる場合もあります)。
交換するまでに
建具小口にあるラッチをへこました状態でセロテープを貼り、ラッチが出ない様にしておいて下さい。
扉を開け放しにするか、ラッチ部分にセロテープを貼り、使用できなくするかどちらかになります。
次回は、各所取手 その4から進めて行きます。