マンションライフを快適に285
今回は、室内玄関床仕上げ その3から進めていきます。
室内玄関床仕上げ
石仕上げ
近年のマンションでは、玄関に石で施工されている住宅が増えてきています。
見た目の「豪華さ」「綺麗さ」「清潔さ」があります。
気が付けば「あれ、石に筋が入ってきたのでは。」と思われる方もいらっやるのではないでしようか。
「自分が、子供が、家族が何か落とした。」とお思いかもしれませんが、大体は下地床面にクラックが入り、追従して割れる場合が多いです。
重い物を落とした場合は、落とした部分より「蜘蛛の巣」見たいに割れますが、クラックの場合、一本の筋が入る事(ガラスと同じ様な)があります。
下地が割れる原因
地震、乾燥収縮、構造上の問題等、色々あり、玄関石を捲って確認するしかありません。
床石は割れてしまうと、新たに床石を施工しないといけません。
正方形(タイル調に)で施工されている事がほとんどですので、一枚のみが割れ、一枚を交換したとしても、同じ色でも若干変わるので(既存石は紫外線等で色が少し濃くなる ロッドの違いで色が若干変わる。)玄関石全体を変える必要がでてきます。
張替えの場合の施工方法
1日目
巾木を取る(約1時間程度)。
養生する(約1時程度 巾木を取るのが先か養生するのが先かは工事する業者により変わる)。
玄関石を斫る(約6時間程度 マンション全体に騒音が発生する)。
2日目
床石を半分張り(プライマー・のりを含む)目地を入れる(室内で生活し玄関を利用する観点から)。
丸一日以上乾かす(張るのに3時間程度、乾かすのに丸一日〈下地の水分量によりかわる〉)。
3日目
もう半分張り(プライマー・のりを含む)目地を入れる。貼った部分は歩かない様にしなければいけない(張るのに3時間程度 乾燥するのに丸一日〈下地の水分量によりかわる〉)。
4日目
巾木の施工(約1時間程度)、清掃(半日程度)で完了となります。
※原因が分からない場合の調査、工事等は含まれていません。
次回は、室内玄関床仕上げ その4から進めていきます。