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宮崎英人プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

マンションライフを快適に187

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、サッシ枠 その3から進めて行きます。

サッシ枠
サッシ改造以外の方法
内窓
既存サッシ木枠部分を利用して、既存ガラス戸の内側に新サッシ(ガラス扉)を設け設置することができます。
室内側で工事をするので、区分所有者単独で出来る(管理者の許可は必要)。

簡単に施工効果のある施工が出来るのは、サッシ木枠部分を利用して、内部サッシを付ける事が一番効果のあります。
マンションが古く(ガラスが単層ガラスだけの施工はそこそこに年数がたっている)、保温効果がすくない(夏場の冷房 冬場の暖房費用が高くつく等)場合には、個人の室内側で出来る唯一の工事です。
共用部分が絡む、ガラス扉の交換、サッシの交換等は時間が掛かり、なかなか解決しない場合もあるので、個人で室内側に内窓を設置される方もいます。

メリット
・電気代(冷暖房費が安い)※近年の電気代高騰により電気料金があまり変わらない場合もあります。
・個人の判断で施工できる(管理者の工事許可は必要)。
・環境省から、先進的窓リノベ2024事業1,350億円(令和5年度補正予算)の補助金を利用できる可能性もあります(業者に確認すれば、助成金が出るか、もう終了しているか確認をしてもらえます(費用を払わないと見てくれない場合もあり)。
大手メーカーホームページまたは、「内窓 補助金」で調べればLIXIL,YKKap等の大手サッシ窓メーカーでもう少し詳しく記載されているので確認できます。

デメリット
・部屋側が少し狭くなる。
・バルコニーに出るのに2度扉を開閉しなければいけない。

気になる方は、ご自宅のガラスが単体なのか、複層ガラスなのか、Low-Eガラス
なのか(複層ガラス・LOW-Eガラスの場合シールが貼られていると思います。)
他にも、入居の際にサッシの取り扱い説明書がお手元にあると思いますので、ご確認下さい。

次回は、サッシ枠 その4から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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