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宮崎英人プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

マンションライフを快適に180

宮崎英人

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テーマ:マンションライフを快適に

今回は、バルコニー床仕上げ その1から進めて行きます。

床仕上げ
バルコニー床仕上げには、塗装(側溝・床面仕上げ)、クッションフロアどちらかを選択され仕上がっていると思います。

側溝
塗装仕上げで、ウレタン塗装を塗布しています。
溝の形が細かく複雑にいりくんでいる事で、床仕上げがクッションフロアであろうと、手摺壁壁面が水性塗装であろうと、側溝はウレタン塗装が塗布されている事が多いです。

床仕上げするにも、一番初めにウレタンを塗布(床が塗装仕上げの場合は同時進行)してから、次の作業に移ります。
大事な工程の一部である。

工程
コンクリート面(側溝は、勾配を付ける為に薄くモルタルが塗られています。)を清掃し、プライマーを塗布してから、下地材を2~3回塗布し厚みを増します(下地材は同じ色だと、何回目かわからなくなるので、下地工程毎に色を変えたりします。)、仕上げ材を塗布する事で仕上げる、乾くまではシンナーの臭いがする商品です。

特徴
メリット
厚みがある・・・簡単には捲れない
付着性が高い・・・一度施工するとウレタン塗装を除去するのは大変
継ぎ目がない・・・塗り式の為に材料の継ぎ目がない
安価・・・ほかの材料と比べると
耐久性が高い・・・防水層に使われる商品ですので内部に水が入らない様になっている

デメリット
臭いがきつい・・・乾くまでにシンナー系の臭いがする
埃が付着する・・・周辺を綺麗にしなけば塗膜が乾くまでに埃がつきます

不具合
ウレタン塗装自身に不具合があるのはマレです。
コンクリート自身小口にクラックが入り、そこから雨水が侵入することで、ウレタンとコンクリートの間に雨水が入り、塗膜が膨れたり、クラックが入る事はありますが、私自身はウレタン塗装の原因だけで不具合が起こる経験はした事がありません。

次回は、バルコニー床仕上げ その2から進めて行きます。

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宮崎英人
専門家

宮崎英人(マンション管理士)

株式会社スナグル

30年余りマンションに携わるマンション管理士が、管理組合・住民の立場に立ち運営・管理をサポート。修繕計画、組合運営、住民トラブル等、豊富な相談事例を生かしてお応えします。

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