マンションライフを快適に100
今回は、バルコニー壁面仕上げ その1から進めていきます。
皆さんのバルコニーの壁面仕上げは何を使用されていますでしょうか。
タイル+塗装・塗装仕上げ、どちらかに当たるのではないでしょうか。
タイル仕上げ+塗装
壁面一面(梁下にも)にタイルを施工されている場合や、一部(柱)にタイルを貼って、壁面を塗装している場合もあります。
少し前の建物はタイル全面で仕上がっている事が多いです。梁・壁面・手摺外壁等(内壁は塗装が多い)をタイルで仕上げています。
タイルで仕上がっている場合、劣化で壁面からタイルが浮く事があります。
BELCA基準(公益財団ロングライフビル推進協会)でも年0,6%浮いくと言われています。
タイル施工にも、人命に影響を及ぼす場所と、比較的まだ安全な場所が浮く、捲れる事があります。
バルコニー内は、まだ、比較的安全な場所といえます(下階に落ちる事が少ない)が
手すり外仕上げの場合は、下階に落ちる事を考えると、人命に影響を及ぼす場所になります。
バルコニー内でタイルが浮く。捲れるからも住人にとっては大変危険です。
タイルは建物全体の何%を施工されているか。その箇所だけが浮くという事は考えにくいです。調べなければがどの程度浮いているかはわかりません。
よく、国道沿いのマンションのタイル外壁が捲れたまま放置されている姿を見かけます。
一般の方は、あまり気になる事はすくないですが、職業病と言うか、外壁がタイルで仕上がっていると、全体を見渡してしまいます。
次回は、バルコニー壁面仕上げ その2から進めていきます。