マンションライフを快適に218
今回は、バルコニー手摺 その7から進めていきます。
バルコニー手摺
コンクリート手摺
コンクリート出来た手摺が設置されている場合もあります。
上部がアルミ等の持ち手が付いている場合と、パラペットがコンクリート仕上げとなっている場合もあります。
外部面は、全体の仕上げのバランスを考えた材料を使用しています(一時期はタイル使用が多かったのですが、近年はコンクリート手摺壁自身が少なくなってきています)。また、内部側に関しては、ほとんどが塗装仕様となっています。
構造スリット(コンクリート手摺)
コンクリート手摺の場合、手摺に拳が入るか入らない手摺壁がない部分があると思います(外梁を手摺壁として使用されている場合は構造スリットはありません)。
わざと空間が開けられている場所があり、共用廊下がコンクリート手摺の場合も同様に一定間隔でスリットが設けられています。
そのスリットは、その地域で大きな地震が起こった場合、スリット部分で割れる様に出来ています。
また、柱・壁面と接触する部分は同じくスリットが入っています。
なるべく本体(柱・壁面)に被害を及ぼさない様にしています。
小さいお子さんは、その隙間から玩具等を捨てる?外に出して遊びます。
小さい物でも高さがあると大変危険ですので、スリットに網みたいな縦長の物を側溝に置き、手を出せない様にして下さい。
次回は、バルコニー手摺 その8から進めていきます。