マンションライフを快適に162
今回は、室内発泡ウレタン その3から進めて行きます。
室内発泡ウレタン以外
外断熱
室内発泡ウレタン以外に外壁側に断熱施工されていることもあります。
コンクリートの外側にウレタン断熱材を施工し、その上に仕上げ材を貼ると、剥がれないかが心配になりますが問題ないのでしょう。
ボンドだけで取り付けている訳ではありません(アンカー止めしている)ので大丈夫でしょう。
床以外に外壁側に断熱材を使用する事で、冷たいコンクリートはバルコニーの床(天井)ノミで、周辺コンクリートを冷やさない・温めないをする事で、内部のコンクリートまで冷やしにくい、温めにくい様にする断熱する工法。
コンクリートは、気温が高いとコンクリートが熱しられ、気温が寒いと冷やされます。
フライパンみたいにすぐに熱くなる・冷たくなる事はなく、湯たんぽ・氷嚢(若い子は知らないかも)みたいに、しばらく温かくなったり、しばらく冷たくなったりします。
外部側コンクリートの外側に断熱を設け、外部に面しているコンクリートを冷やさない・温めない事で内部の温度を下げない、温めない効果があります。
ヒートブリッジを起こしにくいと言われています。
ヒートブリッジ
熱橋とも言われています。
外部のコンクリートが冷やされ・温められる事で、内部側の温度が変化します。
内断熱の場合、外部のバルコニーの床・周辺のコンクリートが冷やされ、温められ、上の階では床、下の階では天井、コンクリートを伝って内部まで寒さ、暑さが入り込む事で、内部で温度差が大きくなり結露すると言われています。
まだ、私自身はヒートブリッジで結露している経験した事はないですが。
次回は、室内発泡ウレタン その4から進めて行きます。