マンションライフを快適に186
今回は、屋内消火栓 その6から進めて行きます。
スプリンクラー
開放型
ヘッドに感知部がなく、別に感知器が必要で、感知器の作動により、ポンプで消火水を供給するタイプの消火栓。
主に工場、劇場等に使用されています。
閉鎖型
湿式
感知部が付いている。
感知部まで水が入っている。
乾式
感知部まで、圧縮空気が入っている。
発報すれば、消火水が送られます。
感知体(熱を感知する場所)
ヒュージブルリンク型
易融製性金属の融着・組み立てられた感熱体を使用し、感知する温度が変わる感知体。
グラスバルブ型
ガラスの中に液体等を封入した感知体。
感知温度
キッチン・リビング等共に、低い温度で設定されていれば、キッチンを使用する事で、スプリンクラーが作動する事や、設定温度の高いプリンクラーヘッドを使用する事で、リビング等で感知する時間が遅れる場合の想定がされ、スプリンクラーヘッドも3種類の温度設定がされています。
72° 一般的に使われる洋室等に付くタイプ
96° キッチン等の高温を発生させる場所
139° サウナのような高温を発生させる場所
良く使われるのが、72°・96°です。
スプリンクラー水が出る範囲
図面に水が散布される部分に円を書き、天井高さにより変わりますが、円が重なり隙間なく消火出来る様に設計されています。=スプリンクラー近くにに高い家具等を置くと消火水が遮断される場合があるので注意を。
次回は、屋内消火栓 その7から進めてえ行きます。