マンションライフを快適に76
今回は、給水方法 その7から進めて行きます。
埋設管
埋設管を使用する事で、配管上部のを歩行・車の通行が可能な等、敷地を上手く利用する事で考えると、土に下に、埋設管がある事でうまく敷地を利用できます。
埋設管の補修・更新
新築の頃は問題ないのですが、年数が経ち、配管より水漏れ、配管の入れ替えをしなければいけない場合、敷地を掘り返す為に、敷地上にある物を移動させないと工事等が出来ない場合があり、工事をする費用も大きな問題となりますが、工事をしたくても変わりの場所が見つからなかったり(掘削等するのに大型重機等で作業する為)の、物理的に出来にくい場合があります。
埋設排水管の寿命
一般には、約30年と言われています。
建物に寿命が約60年だとすると、一回以上(建物の寿命が長くなれば、2回以上必要かも)は、更新しなくてはいけない事となります。
最初の計画段階から、金額を想定して、修繕積立金(工事総額の一部でも)を残していかなければいけない事となります。
まだ、水関係では、消火専用の配管が敷地内に埋まっています(改めて)。
建物内給水管・排水管等色々更新しなくてはいけない箇所があるので、第1~2回目の大規模修繕で、いかに修繕する箇所を減らせるか、お金を掛けないか、しいて言うなら、毎月の点検がどこまでできているか、点検に対しての修理がどの程度出来ているにより、大きく変わってきます。
埋設給水管の寿命を延ばす事はできるのか
埋設排水管であれば、水圧がかかっていないので、清掃もしやすいですし、配管カメラも入れやすいですが、給水管には、水圧が掛かり、簡単に配管内をのぞく事が出来ません。敷地内を真っすぐ施工されていれば、漏れている箇所が特定されやすいですが、エルボ等を使い、曲がったり、その他の配管近くを通る為に、一度上げたり、曲げたりしているので、簡単にわかりません。
調査会社
埋設水道管より水漏れの場合、埋設水道管の調査会社が存在します。
大抵は、水道局からの仕事がメインのようですが、たまに民間から仕事依頼される事があるとの事です。
可能性のある部分のアスファルトに穴を開け、水が出てこないか、音がしないか(鉄筋見たいな棒に耳を当て聞く事や、聴診器みたいな物で調査する)等、様々な場所を調査して行きます。
補修工事
水漏れがしている箇所が分かり、ピンポイントで補修するので、再開後、新たな場所で水漏れしている事が確認される事があります。
一度に分かればいいのですが、水が漏れる事で圧力が低下しその他の場所が問題なかった場所が、悪い場所を治す事で、圧力が正常になり、改めて弱い場所で漏れる事もあります。
埋設配管は、給水管・消火配管・排水管等、埋設されている管、その他にも電線管・ガス管等があります。
次回は、給水管 その8から進めて行きます。