マンションライフを快適に146
今回は、給水方法 その1から進めて行きます。
給水方法
各住戸に水を供給する為に、共用施設として、受水槽、給水ポンプ、高架水槽とあり、給水ポンプの性能がよくなり、近年の行政・市政指導もあり、必要が無い場合は、給水ポンプ以外は設置しない様、広告されています。
受水槽に関しては、人身事故、故障、場所を取る等で、衛生的(受水槽以降の設備がないので清掃・給水ポンプ以外の故障がない)、建てる際の敷地確保等の条件が良くなる事で、費用が安くすむ事、購入者の利便性が良くなり、給水ポンプ以外を無くす方向で進んています。
前までは、給水ポンプの性能が良くなかった為に、受水槽に水を貯め、給水ポンプを利用して、各住戸に供給していました。
給水方法
①直結直圧方式
一般住宅で普通に使用される、受水槽もポンプもない水道局の水道圧力で蛇口をひねれば水が出てきます。
ポンプなしでも4階程度までは、水道局の圧力で水道が上がるとの事です。
②直結増圧方式
受水槽を必要とせず、水道局からの圧力を給水ポンプで増圧する事で、各階まで供給できる。
しかし、水を貯めておく入れ物(受水槽)が無い為、停電時には、即時に水を供給できなくなります。
近年、各水道局は、このタイプを推奨しています。
受水槽方式
③高架水槽タイプ
1階(地下・1階以外にある場合も)に受水槽(約1/2日の水が溜まっている)があり、給水ポンプを経由させ、最上階に高架水槽(約1/10日分の水が溜まる)まで、自動でくみ上げ利用しています。
近年は、高架水槽を使用していません。
④高架水槽なし
1階(地下・1階以外にある場合も)に受水槽→給水ポンプ→各住戸へ供給。
高置水槽がなく、給水ポンプが直接各住戸へ供給しています。
年1回、受水槽の清掃をする必要があり、溜まっている水を抜く、人が清掃する必要があります。
タイプとしては、この4種類となります。
次回は、給水方法 その2から進めて行きます。