マンションライフを快適に128
今回は、各所水栓 その13から進めて行きます。
トイレ内
最近は、トイレ内に専用の水栓が付いているマンションが出てきています。
トイレタンクの上に付いている物が今までの一般的な物でした。
タンクレストイレや、壁面装飾の一部としてタンクを隠している物もあり、手洗いが無いと手を洗えない場合があるので、トイレ用水栓が普及してきました。
トイレ水栓
シンクが見た目にも小さく(カウンターに手洗いがある場合は、トイレ室自体が大きな作りとなるので、一般的ではないかもしれません)、本当に手だけ洗えるだけの小さなシンクが付いています。
コロナの影響もあり、手を触れないで水が出たり止まったりする商品が好まれています。
電気式で水栓を開閉する場合、コンセントが必要になります。
ウォシュレットも電気が必要となるので、排水管が横引でトイレ排水と繋がる場合(トイレ手洗い専用排水がある場合もあり)は排水管カバーに沿ってコンセントまで行く、コンセント1つに対して、ウォシュレット・トイレ用水栓の電源が付いている。
また、トイレ用水栓単独でコンセントを設置される場合もあります。
自動水栓の故障については、水栓自身が新しいので、経験事例も少なく、これから色々な症状が出てくる物だと思います。
トイレタンク上部・壁面収納庫上に吐水口がある場合
トイレタンク上部にUの字を逆さにした金物から水が出て、手を洗うタイプ(今までのタイプ)では、トイレタンクに溜まる水を一部上部に上げ水を出しています。
トイレタンク内にある金物で操作して、タンクに溜まる水を一部出して、手を洗い、タンク内に戻しています。
吐水口から水が出ない事がたまにあります。
タンク内の部品を交換すれば治ります。また、タンク内で水が止まらない等の不具合がある場合、トイレ便器の蓋にフリーダイヤルが記載されていると思うので、各メーカー修理受付に訪ねて下さい。その際に設置タンクに品番シールが貼られていると思いますので、電話口でお伝えしてから症状をお話下さい。
次回は、各所水栓 その14から進めて行きます。