マンションライフを快適に180
今回は、各所水栓 その2から進めて行きます。
キッチン
シャワー付き水栓
シャワーヘッドが外れ、シンクの角済みまで水を流せる事の出来る水栓。
メタルホース
シャワーヘッドが外れると言う事は、ホースが必要となります。
シャワーヘッドを伸ばして頂くとわかりますが、自在に曲がる(自在に曲がると言っても90°にはおれません)、メタルホースと繋がっています。
メタルホースは、シンク下内で、バランサー(元に戻す際に素早く戻るようにするおもりが付いている)と、万が一の水漏れ対策に為にプラスチック水受けが付いています。
バランサー、プラスチック水受け、が付いているのを確認しておいて下さい。
シャワーホースの劣化
メタルホースも劣化し、スパイラルで廻してある接続部分から水が漏れる(劣化ですので、5年で漏れる事は少ないと思いますが、10年も経てば漏れてくる物が出てきます)場合があります。
シンク下物入の水受けプラスチックに水が溜まる事があります。
気づかない場合、水受けプラスチックから水が溢れ、シンク下が濡れひどい場合は下地に水が入り込み、ふくれ・シミ(白合板+MDFで仕上がっていつ事が多い)が出ます。最悪の場合、つたった水がフローリングに入り込み、カビ(黒く変色する)る事もあります。
予防するには
シンク下の物入・フローリングにカビが入り込んでからは遅いので、こまめにシンク下をのぞいて下さい。
「水受けプラスチックに水が溜まっていないか。」これだけで(水漏れはシャワーホースだけでない)確認できます。
「毎回のぞくのは難しい。」と思いがちですが、癖づけをしていれば、プラスチックに水が貯まると、溜まっている部分が黒っぽく見えるので、その様になれば、手を入れて水分が無いかを確認して下さい。
水分がある場合は、水栓の使用を止め、業者を手配して下さい。
次回は、各所水栓 その3から進めて行きます。