マンションライフを快適に125
各部屋の扉 その3
室内側にお子さんしかいない場合はどうすか。から進めて行きます。
親御さんが洗濯の為や・リビング(洋室)にいなかった場合
親御さんが洗濯の為、洗面所に行った。リビング(洋室)から少し離れた等。
リビング(洋室)の開き戸が開かず、開き戸の反対側にいるのに、なかなか子供に説明しても分からず、閉じ込め状態が続く事も考えられます。
お子さんしか住宅にいない場合
仕事、買い物等で外出し、お子さんがお留守番している状態で、開き戸のラッチが故障した場合、電話がかかって来ても直ぐに帰れない事も考えられます。
お子さんがお留守番の多いお宅は、事前に対策する必要があります。
1 鍵を近隣家族に預ける(お爺さん、お婆さんが近くに住んでしれば)
一番近い人物に管理員がいますが、管理員には渡さない(預からない思いますが)で下さい。
2 お隣に承諾をもらっておく。
・お隣の電話番号を聞く。
挨拶等をして、万が一「子供だけ留守番の時がある」説明をし、万が一の場合、隔壁を破る事を説明しておく。
・普段、在宅されているかを確認。
在宅が条件となるので、お隣さんが普段家にいらっしゃる方か確認する。
お隣さんが買い物等をしている場合は、仕方ないとお考え下さい。
・万が一の際には、隔壁を破る事の承認を得ておく。
隔壁を破るのは、それほど難しくなく、足で蹴破れます。
破った後は、しばらく段ボール等で塞ぎ、業者を手配しましょう。
3 業者を探しておく。
ご自身がすぐに動けない、やり方が分からない等、緊急で業者に来てもらいたい場合、
業者を探しておいて下さい。そこそこ高い金額を請求されます。
4 道具を用意しておく。
ご自身が家に帰って来れる場合、「養生テープ」「平バール」を最低限用意して、戸当たりを取れる様にしておく。
5 子供だけでも安心して使用出来る様にする。
一番お金がかからず、お子さんだけでも玄関扉まで行ける方法として、
物理的にラッチボルトを使用出来なくする。
建具小口にあるラッチボルトを凹んだ状態で、テープを貼り、物理的にラッチが出ない様にしておく。
ラッチボルトが出ない事で変わる事は、取手をひねらなくても引き戸が開きます。
自分の家はいいのですが、子供がよそのお宅に行った際に、取手を使わないと開かなく、恥ずかしい思いをしたり、壊れる場合があるので、テープを貼った事を説明せず、通常使用してもらうのが一番いいのではないでしょうか。
次回は、各部屋の扉 その4から進めて行きます。