マンションライフを快適に294
各部屋の扉 その2
今回は取手・ラッチから進めて行きます
開き戸全般に、取手・ラッチ(取手の内部)の金物が必ず採用されています。
取手は、ラッチに設置される事で使用でき、取手自身では、止め化粧ネジが緩む事での取手が取れる事やガタガタと緩む事があります。
外れても取手芯材の▢の部分に合わせて入れれば開き戸は開きます(固定するには、下部の化粧ネジを閉める必要がある)。
問題は、ラッチが壊れる事で起きる不具合いです。
ラッチの故障
鋳物で作成されている事が多く、その鋳物が衝撃で割れて挟まり、ラッチが動かなくなり、それに取り付いている取手が動なくなり開き戸が開かない事があります。
普段起きない事が起こると、パニック状態になります。
冷静に、引き戸はラッチで閉まる状態になる事を想像できれば、ラッチのラッチボルト(扉小口に出ている金物)が出入りする事で開き戸が閉まる事となります。
開き戸が開いている時に、開き戸小口の取手横の突起金物(ラッチボルト)を押して中に入る事をご確認下さい。
ラッチのラッチボルト
三角形をしたものが、扉が閉まる時に、傾斜になっている部分が、ゆっくり引っ込めながら最後までくると「パチン」と入ります。
空ける時は、取手を下に引くとラッチボルトが凹み、解除状態になり空きます。
引き戸が開かなくなれば
戸開き戸が枠以上反対に行かない様、当たりが左右上に(下は、空気の入れ替えの為に少し開いています。)がついています。
竹串、-ドライバーをラッチボルトと戸当たりに間に差し込み、手前に引っ張るとラッチボルトが解除の状態になりあきます。
また、デットボルトが軽く動く様であれば、クリアファイルや、糸を数本3~4本まとめ戸当たりに沿わせ、上下で引っ張ると空きます。室内側にいれば何とかなります。一度試してください。通常の状態でも試せますので試して下さい。
その際に、ラッチボルトがどの様にして枠穴に入るかを見ておいて下さい。
次回は、各部屋の扉 その3 室内側にお子さんしかいない場合はどうすか。から進めて行きます。