医療費控除とセルフメディケーション特例について(^^♪
「少子化」ってことば、よく聞きますが、
いったいどのくらい過去の日本と違ってきたから
そういうのでしょうか。
今日は、データをひっぱりながらお話しします。
まずは、日本の年間出生数の数字です。
第1次ベビーブーム期に約270万人、
第2次ベビーブーム期に約200万人、
それ以降ダウン減少しつづけて1984年に約150万人、
1991年以降は増加と減少を繰り返しながら減少傾向となっていますm(__)m
次は、合計特殊出生率のお話しです。
解説・・・その年次の15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの、1人の女性がその年次の年齢別出生率で一生の間に子どもを生むと仮定したときの子どもの数に相当する
合計特殊出生率については下記の推移です。 ↓
第1次ベビーブーム期は4.3、
その後減少し、
第2次ベビーブーム期を含め2.1で推移、
1975年に2.0を下回り、
2005年には過去最低である1.26まで落ち込みました。
1.26という数値を補足しますと、
丙午の年である1966年の1.57をさらに下回った数値でした。
じゃあ丙午の年って何?についてなのですが・・。
「丙午に生まれた女性は気性が激しいという迷信」から、
子どもを生むのを避けたことで丙午の年の出生率が低下したといわれています。
では気になる
最近はどうかといいますと!
2015年6月厚労省発表の2014年の合計特殊出生率は、1.42です。
・・・ということで、1,26の数値以来、出生率が改善されてきています。
そこでなのですが、、、、少子化は日本だけではありません(>_<)
(お隣りの中国も、一人っ子政策をやめちゃいましたね)
そこで世界のなかでここをご紹介!!
少子化対策で世界的に成功した「フランス」のお話しです。
合計特殊出生率ですが
1993年1994年の1.74から、ぐんぐんと改善をみせて
2008年ころより2.0超となり、2013年では2.01となっています。
「産めば産むほど子育てや暮らしに有利」となっている点が
成功の鍵のようです。
そのいくつかをご紹介・・・
★2子以上で支給される家族手当(所得制限なし)
★子育て世代のなかで、特に3人以上の子どもを育てる世帯に対して、大幅な所得税の減税を行う。
★第3子から支給される家族補足手当なるもの
所得制限あり、しかし制限そのものは緩やかなので多くの世帯が受給している。
★こども3人育てると年金額が10%ほどアップ
など・・・・ご紹介できないほどに
まだまだ数多くの施策があるようで、さすがですね。見習うことばかりです!(^^)!
2016年、スタートしましたね!
どうか安心して、出産し育てられる国になるといいですねo(^▽^)o
厚生労働省「人口動態統計」、内閣府「我が国の人口構造の推移と見通し」総務省「国勢調査」「人口推計」などを参考に作成しています。
枝川FPコンサルティング㈱
枝川 陽子
http://www.edagawa-fp.com/