平均余命について

枝川陽子

枝川陽子

テーマ:リタイアメントプラン

「平均寿命」と「平均余命」について
似ているようで違う、2つのことばについて解説します。

まずは 「平均寿命」です

2014年7月30日(最新) 厚労省の調査で

「平均寿命」 男性80.50歳、女性86.83歳となっており

男性は2013年世界第4位から1ランクアップの 第3位
女性は 3年連続 世界第1位となりました。

ここまでは前回ご案内しました。

では、「平均余命」ということばはどう違うのでしょうか。

「平均寿命」は0歳のひとがどのくらい生きるかの平均余命なのです。
(平均寿命と平均余命は微妙にちがいますね)

そこで、60歳のひとの「平均余命」はいくつなのか?・・・という数値をみてみましょう。
60歳まで経過しているから、「平均寿命」の数値から引き算したいと思いますが、
男性が20.50歳と、女性26.83歳ではありません。

60歳での「平均余命」は
男性で23.36歳(つまり合計83.36歳)、女性は28.68歳(つまり合計88.68歳)なのです。
つまり、長く生きている方の「平均余命」は少し長くなるわけです。

65歳のリタイア年齢からすると、(ついこの前までリタイアは60歳と話していました)、そこから20年ほど長く計画しておく必要があるということです。
こころと経済的な面でも豊かに迎えたいものです。


金融広報中央委員会がH26年に行ったアンケート調査では
金融資産がない世帯(二人以上世帯)は全体の30%以上にのぼります。
40歳、50歳代の子育てと宅ローン負担額が重く、資産形成がうまくいかない現状があります。

誰もが不安のない人生を、おくりたいものですね。

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枝川陽子
専門家

枝川陽子(ファイナンシャルプランナー)

枝川FPコンサルティング株式会社

金融の仕組み、税や社会保障などお金についてわかりやすく説明。収入・支出、資産や負債を含め100歳までのお金の動きと、夢を叶えるだけでなく一生涯の所得確保(勤労所得外)を目指す資産形成を支援。

枝川陽子プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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