蓄電池と太陽光①
先頃、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)より『災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金』について次のような発表がなされました。
本事業の目的については、太陽光発電(10kW未満)を所持している需要家に対し、家庭用蓄電システムの導入事業に要する経費の一部に対して、当該事業に要する費用を補助することにより、国民の生活維持に欠かせない情報通信網、電灯、冷暖房等において最低限の電力エネルギーを需要家側で確保し、エネルギー供給源を分散化することで、災害による大規模停電の被害・リスクを最小化し、電力レジリエンス(回復力)を向上させることを目的とする。
と、なにやら仰々しい文面が続いておりますが、要は「お宅の蓄電池に蓄えた電気を、大規模停電等の災害時に使用することを約束していただけるなら、蓄電システムの設置費用を補助しますよ」という内容です。
2019年の53万件を皮切りに、今後、発電事業者様の「固定買取期間」が、順次終了いたします。
しかしながら、蓄電システムを設置することにより、そこに蓄えた電気の自己消費が可能ですので、その分、電力会社様から購入する電気が減ることになります。
そのことを考慮いたしましても、この補助金が争奪戦になることは確実です。
ぜひとも、この機会に蓄電システムの導入をご検討されてはいかがでしょうか?
ご興味のある方は、山崎までどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。