家庭用蓄電システム補助金
こんにちは。ライフラインサービス山崎です。
今日は最近、耳にされる事も増えてきました、蓄電池についてコラムを書きます。
まず蓄電池は何かと申しますと、その名の通り(電気を蓄える)事の出来る機器です。
言ってしまえば、簡単なんですが、一般的に電気は貯めておく事が出来ないとされてる物ですね。
なので電力会社様の発電所でも24時間ずっと発電させっぱなしという事になります。(貯めておいて適時に放電して使うという事が出来ないので。)
そうしますと、発電所というものは私達が使うに足るピークの電気を発電出来る設備でなければなりませんので、大きな設備になりますし、一番の問題点としては、昼間と夜間の電力消費量の違い、夏場や冬場等の季節の気温差によるピーク使用量にあわせた発電をしなければいけませんから夜間の少ない使用量の時や春や秋等は発電した電気を捨てている様な状態になっています。
莫大なコストを使って発電した電気を捨てている.......めちゃくちゃもったいない(>_<)ですよね!
ですので電力会社様も夜間の電力の単価が安くなる契約等を用意してみんなに使って貰いやすくする為の施策をしていますよね。オール電化住宅等。
蓄電池を取り付けすればその安い時間帯の電気を蓄えて、昼間の高い電気料金の時間帯に放電するという事が可能になります、その電気代の差額分(簡単に言うと現在は昼間の電気代の単価は1キロワット30円夜間の電気代の単価は10円なので差額分20円のお得!一般家庭で月に4000円位)が特になりますよね!特に今、電気代は上昇傾向です。
更に停電時には自動的に蓄電池からの放電に切り替わりますので、お年寄りや子供さんのいるお宅でも安心感がありますし、周りが真っ暗なのに自宅だけ電気ついてるという、ちょっとした優越感みたいなものもあるかもです。
取り付けさして頂いたお客様でも何か近所で停電になった時でも自分の家が電気ついてればご近所の皆の役にも立てるかもと言って、蓄電池をつけて頂いたお客様もいらっしゃいました。
更に太陽光発電と組み合わされば、.........どうなると思われますか?
勘の良いお方ならお気付きかも知れませんが、なんと完全自立型自家発電住宅(今流行りのスマートハウス)になってしまいます。
電力会社さんからの電気の供給がなくても、太陽光発電の電気を蓄電池に貯めて太陽光のない夜は蓄電池からの我が家で作った電気を使えば良いのです。
夢の電気代完全無料☀☺
前置きが長いですが、言いたいことは、今まで電気は貯めておく事が出来なかった、だから莫大なコストがかかっており世の中の為にも良くない。(税金の無駄遣いにつながる)
電気を車のアクセルの様にコントロールする事出来ればよいのですが。
今までも技術的には蓄電池は十分可能とされていましたがコストや耐久性に問題があり、市場に普及させていけるレベルでは到底ありませんでしたので、当社でもオススメしていませんでした。
ですが震災以降特に、
経産省の考え方としては高コストの発電所(原発等含め)を増やしたくはない、だが経済の発展に電力は欠かせない、解決案としてみんなが自家発電設備をもっていれば(アメリカ等は自家発電設備もっている住宅が多いです)、発電所を増やさなくてもよい、環境にもよい。という事で、日本に自家発電住宅を増やしていきたいという大まかな考えがあるようです。
だからかどうかは解りませんが、太陽光発電の国からの補助金はなくなりましたが、蓄電池に大きく出しました。一件あたり上限100万円で今年度3月より100億円の予算を組んで事業化しましたが、わすが3ヶ月後の7月にはなくなってしまいました。
当社でも10件のお客様に取り付けさして頂きました。(当社がその地域で初蓄電池という所もありました。まだまだ蓄電池を販売施行出来る業者は少ないですよ。)
これからどんどんお客様にもご紹介していけると思っていた矢先、あまりにも早く補助金が底をついてしまいました。(100万円は凄いです。)
当社の基本理念として、売り手よし買い手よし、世間に良し、の考え方に基づき、蓄電池も販売施行しております。
これまでは採算性の面でお客様にご紹介を積極的にはしておりませんでしたが、当社で施行さして貰えれば、満足して頂ける内容になりましたので、蓄電池に御興味のある方は是非御相談ください。
まだまだ出し惜しみしてる所もありますので、又次回にお話しします。