明けましておめでとうございます 2025年元旦
令和6年度のマンション管理士試験の合格発表が本日ありました。正解、合格最低点及び合格者の受験番号はマンション管理センターのホームページに掲載されています。
合格点は37点で、1,389名の方が合格されました。おめでとうございます。
マンション管理士の合格率は、一昨年(令和4年)は11.5%で初めて10%を超えましたが、昨年は少し下がって10.1%でした。
しかし、本年度は一昨年を超えて12.7%でした。1.2%も上がっています。合格者数も昨年度から264名増加しています。合格者数が増えることは喜ばしいことだと思いますが、昨年のコラムでも指摘したように合格者数の年齢がさらに上がっています。20年前、10年前と比較しても如実にそれがわかります。
< 2004年度(20年前)>
~29歳 9.7%
30~39歳 28.2%
40~49歳 26.2%
50~59歳 26.5%
60歳~ 9.5%
< 2014年度(10年前)>
~29歳 7.1%
30~39歳 23.3%
40~49歳 24.9%
50~59歳 25.1%
60歳~ 19.6%
< 2024年度(本年度)>
~29歳 7.2%
30~39歳 18.6%
40~49歳 23.8%
50~59歳 29.4%
60歳~ 21.0%
働き盛りの40歳以下が減って、50歳以上が初めて50%を超え、特に60歳以上が20%を超えました。定年延長で第2の人生を送る開始時期が遅れてきたのも一つの要因かもしれません。
今後、マンション問題はさらに山積みになってくると思われ、昨今、マンション管理士の重要性が脚光を浴びています。独占業務が生まれるのもそれ程遠くはありませんので、今回不合格でも、合格されるまで何度でもチャレンジしていただきたいと思います。