高知の地盤に精通するパイオニア。その地盤に最も適した　　工法で地盤を補強（1/3）

高知の地盤と暮らしを守りたいから

　近い将来、南海トラフ大地震がやってくるといわれる高知県。地震への備えを万全にするためにも、地盤に目を向けていかなくてはなりません。グランドワークスでは、住宅を建設する前の地盤調査を行い、その調査結果に基づいて地盤保証や地盤補強工事を行っています。
　代表取締役を務める穂盛正明さんは、東京で整備士として働いた後、家業を継ぐために22歳で帰高。穴を掘って電柱を立てる電設工事の仕事に就きました。ある時を境に、工務店から「住宅の基礎を施工する前に、地盤補強用に穴を掘ってほしい」という依頼が入るようになりました。数十本の深い穴を仕上げた後、自分が掘った泥水混じりの穴にコンクリートを流し込む作業を見て「こんな工事で大丈夫なのか？」と疑問を感じた穂盛さんは、独自に地盤補強の工法の研究と開発に没頭していきます。
　やがて、地盤補強業者のほとんどが県外の業者であると知り「自分の方が良く解っているし、南海地震も迫っている。
　何より地元にお金を残さなくては」との思いから、地盤調査業と補強工事業への新規参入を決意、1999年に起業されました。山、川、海が近く地形が複雑な高知県では、地盤の様相も千差万別。さまざまな地盤を調査してきた事で「地盤に応じた補強工法」を選択する必要性を感じ、常に最新鋭の機械と技術や工法を追い求めて来た結果、さまざまな工法のラインナップを持つまでになりました。
　また、地盤に関わる仕事の大半は施工が終わってしまうと目には見えない仕事になってしまう事から、信頼を得られる仕事をするには公明正大なデータを残す事が重要であるとの信念を持ち、データが残せない仕事は原則行わないとの姿勢を貫いています。

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