沈下事故が全国平均の約3倍!?
一月往ぬる二月逃げる三月去ると申しますが、ホントに早いものです。
新年のコラム更新が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
改めまして、皆さま本年もよろしくお願いいたします。
今年のテーマは 「技術を研く」 としました。
御存じの通り、耐震ゴムやマンションの杭など「偽装問題」が世間を騒がせております。
これは、私たちの中小規模の建築物を対象とした地盤業界でも同じことです。
「見えない地盤を調べて、見えない仕事を納品する」
私たちが普通にこなしている仕事は、そのほとんどがお客様には見えません。
ですが、確実に建物の 「礎」 となる大変重要な仕事をしています。
ですから、そのデータや資料は確実で揺るぎ無いものでなくてはいけません。
グランドワークスでは、創業当初より調査や工事のデータを重要視してきました。
そして私たちは、それを可能にする調査機や施工管理装置を導入してきました。
「高知県でそこまでの装備がホントに必要か?」と聞かれた事もありました。
「そんなのは要らないから早くやって安くして!」と言われた事もありました。
ですが結果的には、この道が正しかった事を証明する事ができたと自負しています。
私たちの地盤調査は、生データを人の手を介在することなくサーバーへ転送しロックされます。
サーバーより出力されるそのデータには、第三者による電子認証が付与されています。
地盤補強工事も同様にサーバーに転送され、その日のデータを確認する事も可能にしています。
其々のデータは保証会社と同じシステムで結ばれており、第三者による確認を可能にしています。
このようなこの業界の最高水準の装備ですが、更に近日中にバージョンUPも予定しております。
そして一番重要な、この仕事に携わる人間の「技」も今年は集中的に研いていきたいと思います。
「沈下事故を起こさない事」 それが私たち グランドワークス の使命です!
去年、高知県建築士事務所協会の会報誌に寄稿させていただきました。
テーマはコンプライアンスです。