下水道工事の見積金額の差について③
下水道のプロ継続中の掛水です。
でもこの工事が終われば、浄化槽のプロに復帰します(''◇'')ゞ
高知市下水道グループ助成金制度も今年度より共用開始から3年以内しか出なくなりました。その代わり、金額は少しアップしています。でもまだ3年もあるなんて思っていたらあっという間に過ぎてしましますので、すみやかに接続することをお勧めします。
と言うことで、本年度一発目のグループ助成金工事です。
以前に凍結の漏水修理を依頼いただいたお家で、下水が来るので取付管の位置を教えてほしいと半年ほど前に連絡がありました。
そのときに位置を決めて、工事の見積は2パターン作りました。
なぜ2種類かと言うと、
①既存のマスを再利用して工事費を抑えた見積もり
②既存のマスもやり変える見積もり
①で特に問題がなければ①だけでも下水道接続工事はできます。しかし、その条件で工事をした場合、雨が降った時に水が溜まってしまうという弊害が起こるのです。
どういうことか詳しく説明します。
下水道接続工事というと、トイレや生活排水を下水道につなぐことなのですが、合併浄化槽や、よほどこだわった家でない限り、「生活排水」と「雨水」は一緒の管で流れています。
現在整備されている下水道は分流式で、「雨水」は下水道には流せませんので、「生活排水」と「雨水」に分ける工事が必要になります。その工事が多ければ必然的に工事費がかさんでしまうのです。
そこで、
「既存管をどこまでうまく利用して工事費用を抑えるのか」
というのが、工事会社による見積もり金額の差に直結するのですが・・・
長くなるので、続きは次回
【金額が安い見積もり】の内容の例を紹介します