手掘りの浄化槽工事(設置編)
自ら工事を行う浄化槽設備士の掛水です。
今回の工事も前回と同様、汲み取り式トイレから浄化槽設置による水洗化工事です。
この浄化槽設備工事のテーマはズバリ
「トイレの幅を少しでも広くしたい!」٩( ''ω'' )و
・・・いや、これはお施主さんに言われた訳ではないのですが、
リクシル公認の水まわりマイスターでもある掛水が調査の時にトイレを見て決めたテーマです。
ここだけの話、お施主さんは水洗化が第一でトイレの広さには言及されませんでしたが、なんせトイレの幅が70cm切りというなかなかの狭さ。ものすごい壁厚がありなぜこんな構造になっているのかは、壊してからのお楽しみ・・・いや苦しみでしょうね(;´Д`)何もないのにこんな壁を造るわけはないのですから。すごい嫌な予感がするのですが、トイレを新しく作って幅が69cmにはしたくない。
ということで、トイレを広く作ることを心に固く誓いました( ˘ω˘ )
しかし問題はそれだけではなく、浄化槽の設置場所もこれまた狭いし、今回は7人槽。これはこれで難題です。搬入路も狭い、道路から渡れるのは一輪だけ。しかもお施主さんの土地はこの小さな橋の家側に境界が!う~ん(--〆)
あと、ここの配管部分
家と側溝のカマチの間は18cm。明らかに普通の配管は無理です。まあ、こんなところの配管は下水道工事でいくらでも経験してますので工事自体は全く問題ないのですが、問題は申請の方です。なぜ普通の配管が出来ないのかを図面でわかるように表記しなくてはなりません。まあ、できんもんはできんのでできる最良の配管を考えて提出しますが、図面だけではなかなかわかりにくいんでしょうね。
それでは、浄化槽設置工事第二弾はじまりはじまり~!(゜∀゜)