共働き夫婦の家計のやりくり、適切な支出の割合は?
貯金を増やすためには、家計をやりくりして支出が収入を上回らないようにしなければいけません。お金を貯めるには収入を増やすか支出を減らすかのどちらか、もしくは、両方とも実行することです。
無駄遣いを減らして必要な支出をスリムにすること
家計のやりくりとは「いかに生活費を少ない支出に抑えながら生活するか」と考えていませんか?
そうではなく、まずするべきことは無駄遣いをなくすことです。無駄遣いをなくしてそれをすべて貯金に回せば、生活費を見直すことなくお金を貯めることもできます。
家庭によって無駄遣いはさまざまです。食費を無駄遣いしている家庭もあれば、通信費に無駄遣いが多い家庭もあります。
また、医療保険の保険料を多く払いすぎている家庭も以外と多いものです。もちろん、保障は大きければ大きいに越したことはありませんが、月々の保険料の支払いが家計を圧迫するようでは、貯蓄ができず本末転倒です。保障の大きさだけにとらわれることなく、家計に見合った必要最小限の保険を選ぶようにしましょう。
そして、どこにいくら無駄遣いがあるのかを把握することから始め、それをなくしていく努力をしてください。
闇雲に支出を抑えればいいというわけではありません。お金を払ってでも大切にしたいことは家庭によって違うので、メリハリをもってお金を使うことが家計のやりくりの基本です。
無理な計画を立てないこと。まずはすぐ達成できる目標から
貯金が苦手なタイプや途中であきらめてしまうタイプは、「1年で300万円貯金しよう」とハードルの高い計画を立てる傾向があります。
高い目標を掲げても、貯金する習慣がないタイプは高い確率で挫折してしまいます。まずは、すぐ達成できるような「毎月3万円は絶対に貯金」と決めてチャレンジしましょう。
そして、徐々に貯金金額を上げていくようにすると少しずつ貯金する習慣が身についてきます。
収入を増やす資産運用や副業などを考えておくこと
支出を抑えるだけではなく、収入を増やすことができれば貯金もしやすいですね。労働による収入を増やすことは自分自身に投資するなど、一朝一夕では難しいものです。会社員の場合、収入を増やす手立てとしては副業と投資があります。
サラリーマンには副業禁止規定がある場合もあるのでできない場合がありますが、ない場合はアルバイトという手もあります。また、ネットビジネスに取り組む人も増えています。
ただし、ネットビジネスは自分がビジネスオーナーになるので、上手くいけばそれなりの収入がありますが、上手くいかなければ収入はなしという場合もあるので、副業としてできるかどうかよく考えた上で始めることが大切です。
投資で収入を増やす場合は、株式投資、国債、FX、不動産賃貸、駐車場運営、コインランドリー運営などがあります。
自分がどういう知識があり、何ができて、それをいかにお金に換えることができるのかを考えて、収入の増やし方に取り組んでみてはいかがでしょうか。
いずれにせよ、貯蓄をふやすためには、
「いつまでに」「なんの目的」のお金を「いくら」、「どのような方法で」貯めるかを決めて、継続してコツコツと実践していくことが何よりも大切です。
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