生命保険はインターネットで加入すると安くなるのか?

生命保険の見直しのご相談を受けていると、「どれくらいの保障があればいいですか?」という質問をよくいただきます。
もちろん”いくらの保障をつけるか”は大切ですが、実はそれと同じくらい大切なのが、”その保障がいつまで続くのか”という視点なんです。
保障内容だけでなく、”保険期間”も確認を
たとえば、医療保険やがん保険のように、基本的に一生涯あった方が安心な保障は「終身タイプ」を選んでおくのが望ましいと考えています。
医療もどんどん変わるため、更新型という考え方もありますが、新しい保障を追加する場合は健康状態の告知が必要です。健康状態によっては、切り替えができない可能性もあります。
さらに、その時点の年齢で保険料が計算されるため、どうしても保険料が高くなってしまいます。結果として、いざ必要になったときに保障を下げざるを得なくなり、困ってしまう方も少なくありません。
必要な期間を決めて設計する安心感
一方で、大きな死亡保障(教育費や住宅費の準備など)は、必要な期間をあらかじめ決めて設計することがポイントです。
たとえばお子さんの教育費なら、大学卒業の22歳を目安に、そこから少しだけ長めに設定しておくと安心です。最近は就職が遅れたり、留学をするケースもありますからね。
また、保険期間を決めるときには「何歳まで更新できるか」も確認しておきたいところです。実際に、60歳までしか更新できない保険に加入していた方が、満期を迎える直前に大病を患い、「あと少し保障を続けたかったのに…」と悔やまれることになってしまいました。
「いくら」も大事。でも「いつまで」も同じくらい大事
保障の金額に注目が集まりがちですが、「いくらの保障があるか」と同じように、「その保障がいつまで続くか」をセットで考えることが大切です。
せっかく見直すなら、「今の保障がこの先どう続いていくか」も一緒に考えてみるといいと思います。
「いくら」と「いつまで」はセットです。保険を検討する際はぜひ覚えておいてくださいね。



