生命保険はインターネットで加入すると安くなるのか?

「生命保険を見直したいけど、診査があるならちょっと面倒だな…」
そう感じている方も多いのではないでしょうか?
実は、見直しの内容や保障額によっては、病院に行かなくても申し込めるケースも少なくありません。
今回は、生命保険の見直しをご検討中の方に向けて、「診査が必要な場合」と「そうでない場合」の違いについて、3つのポイントに絞ってお伝えします。
① 診査なしで申し込める保険もある
医療保険やがん保険、あるいは死亡保障額が少額の保険については、基本的に病院での診査は不要です。最近の健康状態について、「告知書」という書面にご記入いただくだけで加入できるケースがほとんどです。
※告知内容の例:過去5年以内の入院・通院歴、2年以内の健康診断結果など。
② 健康診断書の提出で代用できるケースも
死亡保障額が大きい保険に加入したい場合、原則として保険会社から診査を求められることがあります。
ただし、直近約1年以内(保険会社によって異なります)の健康診断書があれば、診査の代わりに提出して申し込めるケースもあります。
職場で受けた定期健診の結果などが活用できる場合もありますので、まずは確認してみるのがおすすめです。
③ 保険会社を分けることで診査を回避できることも
たとえば「死亡保障を合計で5,000万円にしたい」といった場合、1社でまとめて申し込むと診査が必要になることがあります。
このような場合でも、A社で2,500万円、B社で2,500万円といったように、複数社に分けて申し込むことで診査が不要になることがあります。もちろん、分けることによる注意点もありますが、病院での診査に行くのがどうしても手間だと感じる方にとっては、一つの方法です。
ただし、この方法を選ぶ際は、申込時にしっかり注意点を確認しておくことをおすすめします。
保険の見直しは、加入当時と比べて健康状態が変わっていることで、不安を感じる方も多いと思います。
ただ、保険会社によって診査の基準やお引き受けの条件は本当にさまざまですし、手続きの方法も一つじゃないことも少なくありません。
「病院診査が必要そうだから…」とためらってしまう前に、まずはどんな選択肢があるのかを知っておくことで、無理なく、そして自分に合った形で見直しを進めやすくなるはずです。
保険との付き合い方を見直すきっかけとして、今回の情報がお役に立てば幸いです。



