なぜ総合保険代理店はたくさんの保険会社を取り扱うのか?
終身医療保険の「払い方」に悩んでいませんか?
医療保険に加入するとき、意外と悩ましいのが「保険料をいつまで払い続けるか」という点です。保障が一生涯続く「終身医療保険」には、主に次の2つの支払い方があります。
終身払い:保障も保険料の支払いも一生涯続く
短期払い:保障は一生涯だが、60歳や65歳など一定年齢で支払いが終わる
それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらを選ぶかで将来の安心感や家計への影響も大きく変わってきます。
このコラムでは、両者の特徴や選び方のポイントを、ファイナンシャルプランナーの視点からわかりやすく解説します。
それぞれのメリット・デメリットを整理すると…
● 終身払い
・メリット:月々の保険料が安く、加入しやすい
・デメリット:年金生活になっても保険料を払い続ける必要がある
● 短期払い
・メリット:老後の保険料負担がゼロになる
・デメリット:月々の保険料は高くなる
ここで注意したいのが、年齢による保険料の差の広がりです。同じ保障内容でも、年齢が上がるほど、短期払いと終身払いの保険料の差はどんどん大きくなります。
若いうちはそれほど差がなくても、40代・50代になると短期払いの保険料がグッと高くなるため、実際には終身払いを選ぶ方が多くなる傾向があります。つまり、短期払いを希望するなら、できるだけ若いうちの加入が有利ということですね。
最終的に決めるのは「収入の見通し」と「安心感」
たとえば、「働いているうちに支払いを終えて、老後は負担なく保障を持っていたい」という方は短期払いがおすすめです。一方で、「月々の保険料はなるべく抑えたい」という方には終身払いが合っています。
ちなみに私は、30歳のときに「60歳払い」の終身医療保険に加入して、今もその保険に今も加入しています。当時は定年退職は60歳というのが一般的だったこともあり、働いているうちに保険料を払い終えるのが安心だと考えたからです。
今振り返っても、老後に医療保険の月々の支払いがないというのは、やはり大きな安心材料だと感じています。
ただ、どちらが正しいという“絶対的な正解”はありません。だからこそ、数字だけでなく、「納得感」で選ぶことがとても大切です。
保険選びに迷ったときは、メリットだけでなくデメリットもきちんと伝えてくれる、そして、「最後にちょこっとだけ背中を押してくれる」──そんな相談相手がいれば、きっと後悔しない選択ができるはずです。人は、なかなか一人では決断できなかったりしますからね(笑)
当店でも、無理な勧誘は一切ありませんので、また保険のことで気になることがあればどうぞお気軽にご相談くださいね。