お墓に使う石。どんなふうに採られているか知っていますか？

2016年8月7日公開 / 2019年3月17日更新

テーマ：まだまだ元気な日本の石

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムキーワード：お墓

こんばんは。そしてご無沙汰しております。

川崎市の石屋、吉澤石材店です。久しぶりにコラムを更新してみます。

実は土曜日に福島県で採れる石の採掘場（丁場と言います）に行ってきました。

今の石の状況はどんな感じなのか、また石を採っている人たちの生の声…。

別に町場の石屋はそうしたことを知らなくても、日常の業務の中ではそう困ったりすることはないのかもしれません。

でも私はそれらのことを知っておきたいと思うんです。それは自分が取り扱うお墓の材料の石。その石についてお客様から質問されたとき、きちんと自分の言葉でお伝えしていきたいからです。

やっぱり皆さんに安心してお客さんにお墓づくりを考えていただきたいですからね。

使う石全部の産地をくまなく見ておくことは、正直なところなかなかできないかもしれません。特に外国の石についてはなかなか容易ではありません。

でも国産の石。特に何度か使った経験があり、これからもそうした可能性がある石については、なるべく時間を作って丁場を訪れてみたいと思っています。

気になる石があれば、ぜひお尋ねください。お役に立てるかどうかわかりませんが、精一杯ご説明申し上げます。

また、よろしくお願いします。

※動画は黒御影石の浮金石の丁場、ワイヤーソーと言う道具で石を切断中の様子です。丁場によって採掘方法はみな異なりますが、ぜひご覧ください。（注：音が出ます）

※ＨＰのブログでは巡った二つの丁場の記事も書いています。ご覧ください。
福島の白御影石、芝山石のふるさとを訪ねてきた。
福島の黒御影石、浮金石のふるさとも見てきました。