新年のご挨拶
こんにちは、鈴木香加です。
最近、渋谷の東急百貨店が1月31日で営業終了、2月1日からは、そごう・西武の経営母体が変わり、松屋銀座も3月1日付で代表取締役が変わるなどが報道されています。百貨店がとても厳しい状況下に置かれているのは、誰もが感じていることと思います。
「安くていいもの」志向の消費者のためだとか、不景気だとか、コロナ禍にあるからといったマイナス面をみてみたり、化粧品なら売れるとか、食料品ならOKという短絡的なプラス面でしたら、普通の方々の会話でも出てくる分析です。
私は、百貨店が好きですが、中元歳暮の包装紙が素敵だからではなく、非日常の「夢」があるからです。ショートカットでブランドのものを求める方も、非日常の「夢」を買いに行っているのではないでしょうか。
百貨店が開店した当時のことは知りませんが、漫画の「サザエさん」などでは、デパートに行くというと、おめかしして、アトラクションに行くようにみんなで一緒に出掛けた光景が描かれてます。
時代は移り変わりアップデートながらの百貨店の現在だと思いますが、コロナ禍・不景気・先の見えない不安の中で、「夢」や「楽しみ」の存在は大切だと思います。むしろ私は、百貨店の役割は重要になってきているように思います。そして、どこにでもあるショッピングモールとは差別化された存在であってほしいと願っています。
話はそれますが、百貨店のイベントでは、日本の伝統・職人さんの技が好きです。
職人さんの貴重な話を聞くだけでも、今まで知らなかった発見があります。本当に「楽しみ」なイベントです。またその職人さんに会えると思うと、次のイベントも「楽しみ」ですし、「その時にしか」買えないものを購入します。
まるで百貨店へのファンレターみたいなコラムですが、
皆様はどんな思い出がありますでしょうか?
他の商業されている方にも、なにか参考になることがコラムの中に発見できましたら有難く思います。
皆で力を合わせて、この苦境を乗り越えましょう!
ありがとうございます。