友人が、56歳で美容師試験に合格!ますます夢に羽を広げて
こんにちは、鈴木香加です。
最近サロンに、機械によるパーソナルカラー診断を受けたお客様がお見えになりました。そのようなこともあり、Alと専門家が競合してくるのを感じまして、今回のタイトルです。
他の分野の専門家の方も感じていらっしゃるのではないでしょうか。
まず機械の素晴らしい点は、間違えないことです。
人間は不注意ですが、機械は設定されたとおりに動き間違えません。確かに故障しますが、機械のせいではなく、設定のプログラムが悪かったとか、点検不足だったとか、利用者の使い方が悪かったとか、人間のせいなんです。
専門家の素晴らしい点…真っ先に浮かぶのは、心があるということでしょう。機械には心がないとよく言われます。
予測不可能や展開に応じた柔軟な対応、相手への敬意尊重といった感情表現、臨機応変なアイデア発想、秘密保持など、AIの学習に不向きな分野も、まだまだたくさんあります。
また、専門分野のコラボによる問題などへの対処などもフットワークが軽いでしょう。
専門家の役割は大きいと思います。
最後に、機械AIについての最大の難関は、技術開発ではなく、個人情報の保護ではないかと思います。
AIも学習内容は、個人情報に基づくもので、万一流出したり、情報提供者の承諾のないところに使用した場合は、製作者または管理人は責任を負うこととしなければならないと思います。
でなければ、安心して利用できないと思います。肖像権やプライバシーの問題です。
例えば、私の専門分野のパーソナルカラー診断についていえば、最近、写真判定でのパーソナルカラー診断サービスもあるようですが、その際撮影された写真、つまり肖像権を保護すべきであるし、流出した場合は責任を負うべきという話です。
便利だけでなく、やはり機械ならではのリスクを人間が負わなければなりません。先に言いましたように、機械は間違えません、から。
オリンピックに向けて、AI熱は加速していますが、開発の情熱は時に心を置き忘れていくように思います。一度立ち止まってリスクを考えたとき、気付きと出会い、より良いものを開発できると信じています。
専門家もそうですが、一流の仕事は、いい仕事はもちろん、アフターケアができるかどうかです。
そのように感じます今日この頃です。
今月も引き締めて、努力します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。