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ブラック企業の功罪

関太郎

関太郎

土地家屋調査士の関太郎です。

友人は、いわゆるブラック企業で鍛えられてきました。
その友人の凄いところは、
「課題解決力」が半端ではないことです。
どんなに難しいことでも断らずに解決するという
ベクトルを持ち続ける姿勢が素晴らしいのです。

その友人が以前在籍していた会社では
「課題」を解決できなければ
会議でつるし上げられ、怒鳴られ追い詰められたそうです。
それも生易しいものではなく
実現不可能なものだったらしい。
極端な話、殺されないために
「課題」を解決するためにはどうすればいいのか?
ぐらいの心境になるとのこと。
真剣に考えぬく日々で鍛えらえたそうです。

友人はかなりポジティブに考えるたちなので
自分が成長するからと
意識転換をはかって耐えることが出来たそうです。
単に現実逃避のために
自分を洗脳させていたとも言っていました。

人が楽なことを求めるのは当然の事。
たしかに厳しい環境に身を置かなければ
身につかない事もあるのでしょう。

一方、そういう環境に耐えられない人は、
精神を病んで辞めていったそうです。
友人はタフな人間だったのですが、
思い悩んだそうです。
「自分が耐えられても
 耐えることのできる者の存在が
 耐えられない人を追い詰めてしまう」

耐えらえれる人にとっては
ブラック企業は自分を成長させる道具となりうる
しかし、そのことが
耐えられない人を追い詰めてしまう。
追い詰められた人の中には精神を病んでしまう人もいる。

この話は非常によい教訓となりえます。
組織というのは多様な人の集まりです。
ひとりひとりを注意深く見守っていかなければいけません

私は、スタッフが幸福になってこそ
お客様に対していい仕事ができるし、
それが、自分たちに帰ってくると信じています。

スタッフに言わせれば
まだまだ道半ばかもしれません。
士業という個人事務所でありながら
少しずつスタッフを増やしているのは、
そこにあります。
スタッフの幸福を願う以上、
成長戦略を選択するのは必然となります。
試行錯誤を繰り返すばかりです。

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関太郎
専門家

関太郎(土地家屋調査士)

関 太郎 土地家屋調査士事務所

土地家屋調査士業とデベロッパーでの企画を兼業してきた実績があり、広い人脈と土地の資産価値を見極めた測量提案が強み。繊細な境界に関わる測量では、隣接者との関係を重視し、"双方の納得"を大切にしています。

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