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関太郎プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

法務局の測量図(地積測量図)の時代別の比較★昭和35年~昭和41年★

関太郎

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テーマ:資料の見方

今日はとても暖かく、事務所の近くの本牧通りの桜も
一気に開花が進んでいました。
週末には近くの三渓園の桜も見頃になるのではないでしょうか?



さて、今回は、
法務局の測量図(地積測量図)の時代別の比較ということで
創設期の地積測量図(昭和35年~昭和41年)
について説明させて頂きます。

この時代の地積測量図の一番の特徴は、
単位がメートルではなく尺貫法で記載されている事です。
図形だけ見ていても尺貫法であることには気づきません。

慣れていないと、そこに気付かないので
長さが違うなぁーと戸惑ったりります。
しかし、求積表を見ると、
面積が坪で表記されている事で
「あー尺貫法だったのか」と気づいたりします。
いちいち換算しなければいけないのが
少々面倒です。
1間=1.8181818・・・m
1坪=3.30578512平方メートル

縮尺は住宅地は300分の1となっています。
この時代の測量方法は平板測量が主流で、
求積も平板で作成した図形を図上で読み取ったものがほとんど。
300分の1の縮尺の目盛を読み取っての求積なので
1目盛20センチですから、精度はそれほど良くはありません。

各境界点についての境界標識の種類の記載は、
この時代の地積測量図では規定されていません。

以上が地積測量図の創設期(第1世代)の図面の特徴になります。
次回は第2世代(昭和41年~昭和52年)の地積測量図について説明させて頂きます。

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関太郎
専門家

関太郎(土地家屋調査士)

関 太郎 土地家屋調査士事務所

土地家屋調査士業とデベロッパーでの企画を兼業してきた実績があり、広い人脈と土地の資産価値を見極めた測量提案が強み。繊細な境界に関わる測量では、隣接者との関係を重視し、"双方の納得"を大切にしています。

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