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椎名あつ子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

”異なる”ということ(スタッフ)

椎名あつ子

椎名あつ子

テーマ:スタッフ

時々、人と話している時に感じるのですが、
・自分の意見が正しいと思い込んでいる人
・自分の意見以外の意見を認めない人
・自分の意見以外の意見を言われると否定されたと感じる人
というのが、意外と多い気がします。

例えば、
サッカーが好きな人
野球が好きな人
読書が好きな人
がいたとします。
その中で、
サッカーが好きだからといって
「サッカーが一番素晴らしいスポーツだ」とか
「サッカーのおもしろさがわからないなんて
 だめだ」とか
「野球なんてどこがおもしろいんだ」とか
「読書なんてしてないで、体を動かせ」とか
そんなことは言わなくていいことです。
野球や読書を否定したりする必要はありません。
それぞれに良さがあります。
正しさが一つではないように、
一番を決める必要もありません。
「私はサッカーが好きです」
それだけでいいんですよね。
「野球のおもしろさがまだわからないから、
 教えて」
「普段あまり本を読まないんだけど、
簡単に読めておもしろいのある?」
と言えば済むことです。
あるいは、何も言わずに
価値観が私とは違うんだなぁと思えばいいことです。

実際、異なる意見を持っているということは、
ただ“異なる”にすぎません。
私とあなたは違う人間で
違う価値観で
違う生き方をしている、
それだけのことです。
「自分がこうだから、おまえもこうすべき」
というのは、とても乱暴な考え方のように思います。
しかし、親子や夫婦であっても、
このように考える人がいます。

数学が得意な人と社会が得意な人がいるように、
洗濯が得意な人と料理が得意な人がいるように、
仕事が得意な人と家事が得意な人がいるように、
違うからこそ
助け合えることもあるはずです。
「あなたはこう考える人なんだね、
 私はこう考える人なの。
 あなたはこれが得意で
 私はあれが得意だよね。
でも違うからこそ、
自分一人だったら見えなかった世界が見える。
お互いに補い合える。」
そう思えると、素敵だなと思います。

なんだか人とうまくいかないなぁと思う方は、
ちょっとそんな風に考えてみてはいかがでしょうか。


文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子

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椎名あつ子
専門家

椎名あつ子(心理カウンセラー)

横浜心理ケアセンター

1対1のカウンセリングのほか、夫婦や親子など二人以上でのカウンセリングにも対応。モラハラやDVなど夫婦の問題や、職場のストレス、発達障害の相談にも多数の実績がある。医療や法律の専門家との連携も可能。

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