ある日子どもが不登校に・・・(スタッフ)
近頃、何人かの友人夫婦の話を
聞いていて思うことがありました。
夫婦それぞれの思いがすれ違っていることが
とても多いのです。
それを傍から見ていると、
とてもじれったくなりますし、
もったいないと思うのです。
相手のことを思ってやったことが
相手には伝わらず裏目にでて
険悪になったりしていると、
そこできちんと伝えていれば・・・と思います。
実際そういう助言をすることもあります。
友人から聞く話は、
たいていそれほど深刻な状態にはなっていないので、
そこでうまくやれるようになれば、
カウンセリングを必要とするほどには
なりません。
当センターにカウンセリングにいらっしゃる方は
こういったささいなことの積み重ねをしてきて、
夫婦関係がうまくいかなくなってしまった方が
多いように思います。
さらに決定的な出来事があって
関係が崩れる場合もあります。
でも、そこまで崩れてしまう前に、
普段のささいな心掛けで
小さな傷は修復できるのではないかと
思っています。
相手を思いやるだけではなくて、
それを言葉にして伝えることも
時には必要です。
「夫婦だから言わなくてもわかる」
そう思っている方が多いと思いますが、
夫婦であっても、親子であっても、
双子であっても、
言わないと伝わらないことは
たくさんあります。
全てを言う必要はないかもしれませんが、
すれ違いそうになった時には、
ちょっと一言伝えられたら、
すれ違わずに済むかもしれません。
ちょっと傷つけてしまったかもしれない時に、
ちょっとした一言で
フォローできるかもしれません。
あなたも疲れていると思いますが、
きっと相手も疲れているんです。
笑顔で言う「おかえり」「ただいま」
嬉しさを伝える「ありがとう」「嬉しい」
相手を労う「おつかれさま」
新しい一日を共に迎える「おはよう」
一日を共に終える幸せの「おやすみ」
相手を気遣う「大丈夫?」
無理をしないで甘える「大丈夫じゃないかも」
お互いに協力するために「これお願い」「こうしてほしい」
つらそうな時にそっと差し出す「無理しないで」
言いたくないけれど少しの勇気で言う「ごめんね」
けれど、想いのままに
いろいろ言ってしまいたくなる時には
ぐっと我慢で「・・・」
今日からちょっとだけ
こんな一言を伝えてみませんか。
こんなちょっとの一言では
もう修復できなくなってきたら、
ぜひ椎名先生に話しに来てくださいね。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子